ハリポタ最終作BD/DVD発売。英国大使館でイベント

-冨永愛&なでしこ登場。サッカー中に魔法!?


左から冨永愛さん、日テレ・ベレーザの岩清水梓選手、小林弥生選手

 ワーナー・ホーム・ビデオ/デジタル・ディストリビューションは、シリーズ最終作「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」のBlu-ray/DVD発売日である11月16日に、英国大使館にて、作品の世界を再現した最後のイベントを開催した。

 J.K.ローリングによる世界的ベストセラーの映画化も、遂に最終章。イベント会場となった英国大使館には、実際に撮影で使用された衣装やキャストサイン入りポスターなどが展示される中、日本のハリー・ポッターファン代表として冨永愛さん、さらに、女子サッカー 日テレ・ベレーザの小林弥生選手、岩清水梓選手(なでしこジャパン)が参加した。


冨永さんは、ホグワーツの先生をイメージした装いで、小林選手と岩清水選手は、グリフィンドールのマフラーを巻いて登場

 冨永さんは、「ハリーポッターの、ホグワーツの先生をイメージした」という、キラキラのラインを施したチェックのミニワンピースと、ブルーのヘアアクセサリーで魔女っぽさを表現。一方、小林選手と岩清水選手は、グリフィンドールのマフラーを巻いて気分はハリー・ポッターで登場。

 東北出身の岩清水選手は、普段このようなイベントにはあまり出席しないとのことだが、「3月の震災の時、ハリー・ポッターの俳優達がメッセージを送ってくれたり、義援金として寄付してくれたりと、応援をしてくれました。そんなハリー・ポッターのイベントなのでお受けしました」という。

 普段、息子さんと一緒に作品を楽しんでいるという冨永さんは、「友情、家族など色んなキーワードが出てきます。子供たちに夢と希望を与えるそんな映画。息子も6才なんですが、泣いてしまうかと思いきや手を握り締めて観てます。魔法を使ってみたいんでしょうね~私もそうなんですが」と笑う。

 ハリー・ポッターの大ファンという小林選手は、「アテネの帰りに、ロンドン経由な時があって、時間が空いたのでキングズ・クロス駅の9と3/4ホームにカートを突っ込んでみました(笑) やっぱり入れなかったです…」と、ファンならではの思い出話を披露。ちなみに、ベレーザの若い選手の中にもファンが多いとのことで、「練習前とかハリーごっこをしてます。魔法のかけ合いみたいな。パスひとつ出すのに呪文を出す感じで、クルーシオ~! みたいな」。ちなみに、「クルーシオ」とは相手に苦痛を与える呪文で、使ってはいけない呪文の1つである。


ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 3D&2Dブルーレイセット(3枚組)
 そして、英国と言えば、来年はロンドンオリンピックが開催される。岩清水選手は、「今日は東京のイギリスに来たけど、次は本当のイギリスに行けるよう、みなさんにサッカーのなでしこを見せれるよう頑張りたいです」と意気込みを語った。

 最終作について、冨永さんは「観ていてつらい部分もあったけど、(なでしこジャパンのように)チームで成し遂げる事って非常にいいなと感じました。最後なので胸がつまっちゃうけど、是非みなさんにも観てほしい。家に保管してほしいです」と魅力を語る。

 さらに、「ついに終わったしまったかという感じですが、ハリーと一緒に育ってきた子供たちはもちろん、DVDを観てこれからポッタリアンが育っていくという意味では終わるのではなく、繋がっていくんだな~と思います。皆さん、是非楽しんで下さい!!」と、イベントを締めくくった。



(2011年 11月 16日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]