「FUTURO」。それは、'68年に北欧フィンランドの建築家マッティ・スローネンがデザインしたUFO型住宅である。

　'50年代～'70年代にかけて、'57年のスプートニクス打ち上げで始まった宇宙時代を反映して、近未来的なデザインが世界中で数多く生まれた。その世相の中で設計された強化グラスファイバ製週末用レジャーハウス、それが「FUTURO」だ。

　アメリカ、ソ連、オーストラリアなど世界中の国々に輸出されたほか、日本でもライセンス契約が結ばれ製品化されるはずだった。しかし、'75年のオイル・ショックにより、あえなく製造中止。わずか数十軒製造されたのみで、歴史の表舞台から消えてしまった。

　これは、そんな「FUTURO」のたどった数奇な運命を、フィンランドの若手映像作家 ミカ・タニラが追ったドキュメンタリー･フィルムを収録したDVDである。

　建築家マッティ・スーロネンのインタビューのほか、アンディ・ウオーホルと「FUTURO」のツーショットシーンや、クリストがFUTUROを梱包したアート作品など、数々の貴重なシーンも収録されている。

　今回は、大型輸送艦「おおすみ」による北方機動特別演習を、密着同乗取材。LCAC(揚陸用エアクッション艇)による陸上自衛隊戦闘車両の揚陸訓練や、江田島の整備ハンガーからのLCAC発進、溺者救助訓練、海上自衛隊幹部候補生学校・第1術科学校での国旗掲揚などを収録している。

　また、DVDのみの特典として、第2音声に岡部いさく、庵野秀明、菊池雅之による対話形式の解説を収録するほか、字幕のON/OFFも可能となっている。

【収録艦船】：輸送艦LST-4001「おおすみ」、護衛艦DDG-175「みょうこう」、DD-156「せとぎり」
【収録車両】：74式戦車、82式指揮通信車、FH-70/105mm榴弾砲、高機動車、ほか
【収録航空機】：哨戒ヘリコプター SH-60J

　映画本編に加え、カール･コックスやロニ・サイズといった大物アーティスト達の未公開インタビュー、参加DJ達のプロフィール、制作スタッフのコメントなどを収録。また、レイブ･シーンは5.1chで収録されており、DVDならではの内容となっている。。

出演アーティスト：The Crystal Method, System 7、Carl Cox、Dalai Lama、Juno Reactor、Medicine Drum、Moby、Wolfang Flur (of KRAFTWERK)、Psychic TV、DJ Spoky、Meatbeat Manifest、Loop Guru、Roni Size、The Future Sound Of London and many more.

　映像は軍事評論家岡部いさくと、庵野秀明が監修。また、DVDのみの特典として、第2音声に岡部いさく、庵野秀明による対話形式の解説も収録している。

【収録艦艇】：DDG-174「きりしま」、DDG-171「はたかぜ」、DD-101「むらさめ」、DD-102「はるさめ」、DD-158「うみぎり」、AOE-424「はまな」
【収録航空機】：哨戒ヘリコプター SH-60J、救難ヘリコプター UH-60J、電子訓練支援機 UP-3D、訓練支援機U-36A

　イタリアの大富豪ロベルト(ジョン・マルコビッチ)は、愛人のローレン(ヴェロニカ・ファレス)と連れ立ってオペラハウスに出かける。ローレンは、ロベルトが離婚したと信じているのだが、なんとオペラハウスには妊娠中の妻ルチア(グレタ・スカッキ)も登場。

　慌てるロベルトは、ローレンに“昔の妻”が来ているので帰ってほしいと懇願してピンチを切り抜ける。この仕打ちに、打ちひしがれたローレンは女子トイレに駆け込み泣き崩れてしまう。一方のロベルトは、なにくわない顔で妻と席に向かおうとすると、今度はルチアがローレンと同じトイレに。

　トイレの中で、泣き崩れているローレンにルチアが同情して声をかけたことから、誰とも知らずお互いのことを話し始める。その様子が気にってしかたがないロベルトは、壁伝いに様子を伺おうとするのだが……。

　なお、DVDの初回出荷分には「オリジナルトイレステッカー」封入特典がある。