パナソニックのBDレコーダ「全自動ディーガ」の最新モデル「DMR-4X1000/4X600」が3月中旬に発売される。最大のポイントは、4Kチューナーを2基内蔵したこと。これにより、全自動ディーガの特徴である登録した放送局の番組をすべて録画する「チャンネル録画」でも、4K放送を最大1チャンネルまで登録することが可能になった。
2018年12月からスタートした4K8K衛星放送は、その名の通り4Kまたは8Kの高画質で放送されている。民放は2KのBS放送とのサイマル編成ということもあり、4Kで制作された番組は決して多くはないが、それでもニュース番組や映画、ドラマなどで4K制作の番組が放送されているし、NHK BS4Kはドキュメンタリー番組やドラマ、映画、スポーツ、音楽と幅広いジャンルで優れた番組を数多く放送している。
こうした番組は、高画質・高音質というだけでなく、いずれも4K画質のままソフト化されにくいものが多く、撮り逃せない貴重な番組が極めて多い。ましてや、今年は夏に東京2020 オリンピック・パラリンピックの開催が予定されている。日本選手や海外の有名アスリートの活躍を4Kの高画質で録画、保存できるのは大きな魅力と言えるだろう。
筆者は昨年からDMR-4W400を使っているが、高画質なドキュメンタリー番組やドラマだけでなく、音楽番組や映画番組に注目している。UHD BDでの発売が期待できそうにないライブステージや、国内外の往年の名作が惜しげもなく放送されているのだ。
しかしながら、かれこれ10年近く地上波などの2K番組の録画・視聴は全録タイプのBDレコーダを使用している筆者は、定期的に番組表をチェックして見たい番組を録画予約する習慣がない。そのため、BD保存間違いなしの貴重な番組を撮り逃してしまうことも少なくなかった。すっかりものぐさなテレビ視聴者になってしまった気もするが、それくらい全録レコーダの魅力は大きい。面倒な録画予約は不要で、録り逃しの心配はなし。大好きなアニメ番組も、番組改編期に新番組の予約をすることなく、いつでも好きなときに視聴できるし、保存したい番組も簡単な操作で通常録画できるので、後からまとめて楽しんだり、BD保存も行える。全録レコーダは一度使いはじめると手放せなくなる魅力がある。
当然ながら、4Kチューナーを内蔵したDMR-4X1000/4X600の発売は大歓迎だ。
ちなみに、DMR-4X1000とDMR-4X600の違いは、内蔵するチューナー数とHDD容量。DMR-4X1000は11チューナーで10TB HDD、チャンネル録画は最大10チャンネルまで登録できる。DMR-4X600は7チューナーで6TB HDD、チャンネル録画は6チャンネルだ。後で解説する画質関係の機能に差異はあるが、レコーダの録画機能としては共通となっている。また、このほかに4Kチューナーを内蔵しないDMR-2X200(7チューナー、2TB HDD内蔵、チャンネル録画は最大6チャンネル)も3月中旬発売予定だ。
さっそくDMR-4X600で全チャンネル録画を試してみた
DMR-4X600の設置だが、全録レコーダだからといって大きく変わるわけではない。地上波用と衛星放送用のアンテナ端子をそれぞれ接続し、薄型テレビなどとはHDMIケーブルで接続する。HDMI出力は2系統あるので、AVアンプなどのホームシアター機器を使っている人はHDMI出力(音声用)をAVアンプに接続する映像系と音声系のセパレート出力をすることも可能だ。このほかは、ネットワーク機能を使うためにLANケーブルを接続する(WI-Fi内蔵なので無線接続も可能)。これが基本的な接続例だが、一般的なBDレコーダとほとんど変わらないことがわかるだろう。衛星放送用のアンテナ端子も4K放送と2K放送で共通なので、配線が増えることもない。
電源を入れると、初期設定がはじまるがこれも一般的なBDレコーダとほぼ同じ。受信する放送の受信設定やネットワーク機能などの設定を画面の指示に従って行うだけだ。大きく違うのは全録を行うチャンネル録画の設定。まず、全録したい放送局を選択する。DMR-4X600の場合は、地デジやBSの2K放送用の4チャンネル(DMR-4X1000は8チャンネル)を選択する。
DMR-4X600の背面。HDMI出力も2系統。HDD用のUSB端子も通常用とチャンネル録画用の2系統用意されている
次に追加用の2つのチャンネルを選択するのだが、4K放送はここで登録できる。4K放送の全録が不要ならば、地デジなどを2つまで追加登録することも可能だ。
追加用の2チャンネルは、DR録画しか行えないという制限があるのですこし注意がひつようだ。つまり、4K放送はチャンネル録画では4KDRでしか番組を蓄積できない。追加した地デジなどの2K放送もDR録画になる。もちろん、蓄積保存した番組は後から通常録画領域にダビングすることが可能で、チャンネル録画したままでは定期的に古いものから順に削除されるが、通常録画領域にダビングしておけば、自分で消去しない限りHDDに保存しておける。このときに長時間モードに変換もできるし、BDへのダビングもできる。4K放送は放送そのままのDRモードで見た方が高画質を満喫できるだろう。
なお、DMR-4X600、DMR-4X1000のどちらも、4Kチューナーは2基内蔵しているので、全録チャンネルとしては1チャンネルしか登録できないが、残りの1基は通常の視聴や予約録画用として使用できる。こちらでは長時間モードでの予約録画も可能(実際には4KDRで録画し、その後のスタンバイ時に長時間モードへの変換が行われる)。
例えば、東京2020 オリンピック・パラリンピックの開会式や閉会式が放送されるであろうNHK BS4Kを全録チャンネルに登録しておき、他の4Kチャンネルで4K放送される競技や録画したい別の番組があったら、個別に録画予約すればいい。
チャンネル録画のリスト。番組表形式で表示されているので見間違いしそうだが、左端に日付が表示されているのが大きな違い
チャンネル設定が終わったら、録画モードを選択できる。自分で自由に選択することもできるが、おすすめ設定として、3つのパターンが提案されるので、そこから選べばいい。おすすめ設定は5倍録となっている。このほか、全録する番組の時間帯を選ぶことも可能。必要に応じてテレビ放送を見ない時間帯の全録をしないようにすれば、HDD容量を節約でき、番組を保存できる期間が延びる。これは後から設定を変更することもできるので、使いながら自分にあった方法を選ぶといいだろう。
チャンネル録画設定の画面。チャンネル録画をしているチャンネルや録画モード、蓄積時間(視聴可能期間)などが表示されている
チャンネル録画の設定変更のためのリスト。録画時間帯や録画モード、録画チャンネルなどを個別に切り替えることができる
チャンネル録画でのおすすめ設定。全録を初めて使う場合は、ひとまず「おすすめ」設定を選ぼう。細かく設定を行う場合は「詳細設定」を選ぶ
ユニークな機能が「おとりおき機能」。これは、アニメや連続ドラマなどを自動的により長期間保存しておく機能。チャンネル録画の番組は一定の期間で古いものから自動で消去されるが、おとりおき機能を設定しておけば、アニメや連続ドラマだけはより長期間蓄積しておくことが可能。休日などのまとめて録画番組を見るようなスタイルの人には、便利な機能だ。設定が完了したら、チャンネル録画を開始すると、放送中の番組の録画が始まる。チャンネル録画の一覧は、番組表形式の表示で、時間帯の移動や日付の切り替えなどもスムーズ。
うれしいのは、番組表の表示やスクロール速度がDMR-4W400などよりも速くなっている点。これは、チャンネル録画対応のDMR-4X600や4X1000は、多チャンネルを扱うこともあり、より快適に行えるようになっているためだ。DMR-4W400も不満を感じるほど表示が遅いわけではないが、番組表の表示は速ければ速いほど快適だ。これは、全自動ディーガならではの魅力と言っていいと思う。
後は、チャンネル録画一覧から、見たい番組を選ぶだけだ。番組表形式だから番組予約表と勘違いしがちだが、表示されている番組はすべて録画済みなので、選択してすぐに視聴できるのだ。また、十字キーの上下のボタンで前後の番組、左右のボタンで別の登録チャンネルに切替ができるザッピング機能もある。ニュース番組の時間帯にチャンネルを切り替えながら興味のある話題を探せるし、番組の最初から見直すことも簡単に行える。こうした自由自在な視聴が行えることが、全録レコーダの大きな特徴と言っていいだろう。
ザッピング機能を使用したときの画面ガイド。放送の視聴中は放送の映像に重ねて表示される。自由な番組の移動が可能だ
このほか、「新着番組」機能もある。これは、全録した番組や通常録画した番組から最新の番組をジャンル別などで一覧する機能。ユーザーの視聴履歴に基づいてよく見る番組をリストアップすることもできるので、チャンネル録画一覧から選ぶだけでなく、新着番組から素早く見たい番組を選ぶこともできる。
新着番組のトップ画面。ジャンル別などで最新の番組やよく見る番組をリストアップしてくれる。毎週見ている番組はこちらから選ぶ方が便利
新着番組からドラマを選んだところ。録画済みの番組がリストアップされている。ここから通常録画領域に保存することも可能だ
番組ニュースでは、新作のドラマやアニメなどのニュース記事を読むことができる。番組の紹介や出演者などをチェックできるほか、予約録画の設定も可能
このように、単にたくさんの番組を録画できるだけでなく、録り貯めた膨大な番組を手軽に視聴し、番組の保存やBDダビングなども手軽に行える機能が充実している。テレビ番組好きな人にとっては実に楽しいし、連続ドラマやアニメをチェックしている人にとっては、毎日の視聴が実に快適になるのだ。
もちろん、このほかの機能も、同社のディーガと同様に備えている。録画した番組などはスマホ用アプリ「どこでもディーガ」を使えば、外出先などでも視聴が可能。4K放送の番組は、ネット配信用に2K以下の解像度に画質変換されるが、番組の配信自体は可能だ。番組だけでなく、スマホで撮った静止画や動画を内蔵HDDに保存したり、ネットワーク経由で再生することも可能。ネットワーク機能では、NETFLIXをはじめとした動画再生サービスにも対応しており、さまざまな動画配信サービスを楽しむことも可能。テレビ録画以外の多彩な楽しみも広くカバーしている。
4K放送をはじめ、テレビ放送の録画の実力をチェックしてみた
いよいよ、録画画質・音質をじっくりチェックしてみよう。地デジ放送は、チャンネル録画した5倍録の番組のほか、通常録画でDRモードや3倍録モード、7倍や10倍、15倍といった画質でも録画し、画質差をチェックした。放送そのままのDRモードは、ノイズ感を抑えた見やすい画質で、精細感とノイズ感のバランスがいい。色は忠実感の高い再現で、やや穏やかな感触ではあるが、細かな色まできちんと再現されている。
3倍録でも画質が劣化した感じはほとんどなく、じっくりと見ると背景の建物のディテールがやや甘くなっていると気付く程度。BD保存も含めて、なるべく放送そのままの画質で楽しみたいならば、3倍録くらいまでがおすすめだ。この場合は番組を貯めておける期間が短くなるので、USB HDDの増設なども検討しよう。5倍録もそれほど画質が劣化した感じはないが、素早い動きなどが発生するスポーツ番組や音楽番組などでは少し画質が気になることもある。ただ視聴しずらいほどではないので、長時間録画することを考えれば録画時間も含め十分に実用的だ。
3倍録以上のモードの選択をおすすめしたい番組のジャンルでは、スポーツ番組が1番の候補になる。スポーツの種類にもよるが、サッカーなどのフィールド競技は選手の動きも速いし、カメラも素早く動くことが多く、長時間モードを使うとノイズの発生やディテールの欠落することもあるので、3倍録以上のモードで楽しみたい。東京2020 オリンピック・パラリンピックで応援している選手の活躍をしっかりと見たい、録画して残したいなら、DRモードを選ぶのが理想だ。
7倍録以上になると、特にスポーツ番組などでは見づらい場面も多くなるので、スポーツ好きな人には注意した方が良いかもしれない。
シックでシンプルなデザインであるため、インテリアとの調和性も高い
続いて4K放送だ。4K放送のチャンネル録画はDRモードで行うので、画質・音質的にはオンエア画質との差はない。4K放送らしい精細さも十分だし、ノイズもしっかりと抑えられている。色の感触は忠実志向で、バランスのよい画質となっている。HDRの番組では、暗部の階調表現もしっかりとしているし、高輝度の強い光も鮮やかだ。基本的にバランスのよい再現は2K画質と共通だと感じた。
特筆したいのは、一部の番組で採用されている22.2ch音声の再生。4K放送の音声では、2chのステレオ音声、5.1ch/22.2chのサラウンド音声があるが、22.2chサラウンドの音声の記録・再生を行うのはパナソニック機だけ。22.2ch音声を選択すると、5.1ch音声よりも明らかに高音質だ。
ここ最近のオリンピックの開会式の放送では、サラウンド音声で収録される可能性が極めて高い。NHKは8Kでも収録すると思われるし、その場合は22.2chサラウンドとなるだろう。この音声が4K音声でも使われるはずだ。
現状では22.2ch音声は5.1chにダウンコンバートされて出力される仕様だが、それでもサラウンド感の広がりや高さを含めた音像の定位などが優れていることがわかる。将来的には22.2chの出力に対応するホームシアター機器の登場もあると思うので、きちんと22.2ch音声を記録しておけるというのは大きなメリット。音質にこだわる人には注目だ。
4K放送の長時間モードは、3倍録まではほとんど落差のない画質。5倍録くらいから多少画質が気になる傾向も同様だ。4K放送は高画質であることが大きな魅力でもあるので、保存もするなら3倍録、視聴するだけなら5倍録で録画しておきたい。ただ、7倍録や8~12倍相当の録画をする「おまかせ長時間」モードなどを利用すればよりBDへの長時間記録が可能となる。
また、DMR-4X600で録画した4K放送を4KDRのままBDに保存し、パナソニックの最上位のBDプレーヤーであるDP-UB9000で再生してみると、映像の精細さはさらに1ランクアップする。HDRでの低輝度から高輝度の再現の幅もより広がったように感じた。BD専用機であり、シャーシや回路設計も本格的なものになっているので、再生での画質・音質の差は仕方ないところだが、番組の録画では情報の欠落なく行われていることが確認できた。
利便性の高いリモコン。全録ではない通常機種のリモコンと違い、下部の円形のパッドの上には「新着番組」が設置され、簡単に番組を見ることができるよう工夫されている
DP-UB9000に迫る画質! DMR-4X1000は画質にこだわる人にもおすすめ
DMR-4X1000についても画質チェックを行なった。録画機能的にはチューナー数とHDD容量のみの差であるのは冒頭で解説した通り。異なるのは、UHD BD再生時の高画質機能だ。DMR-4X1000には、HDR映像のダイナミックレンジを調整する機能として、「HDRトーンマップ」機能と、「システムガンマ調整」機能が追加されている。これは、再生専用機のDP-UB9000だけに搭載れていた機能だ。液晶テレビや有機ELテレビ、あるいはプロジェクターなど、接続するディスプレイの能力に合わせて最適なHDRのダイナミックレンジを調整するための機能だ。
これはとても便利な機能で、設定で液晶テレビなどの組み合わせるディスプレイを選択すると、「HDRトーンマップ」機能をONにするだけで、ディスプレイに最適化したダイナミックレンジで出力してくれるというもの。一般的には薄型テレビ側の画質調整でコントロールする機能だが、機能的にも優秀で、多くの薄型テレビやプロジェクターユーザーに役立つものだ。これがついにBDレコーダにも採用されたのは素晴らしい。
これらはDP-UB9000のソフトウェアをDMR-4X1000にも追加したもので、映像処理を行うチップなどの基本的な構成はDMR-4X1000はDMR-4X600とほぼ同様だという。また、DP-UB9000はドルビービジョンソフトの再生にも対応するが、DMR-4X1000はドルビービジョンには非対応であり、機能的にまったく同等というわけでもない。
そのため、基本的な画質の実力はDMR-4X600と大きくは変わらないはず。しかしDMR-4X1000の画質は明らかにDMR-4X600よりも優秀だと感じた。DMR-4X600とDMR4-X1000の両方で録画した4K放送の画質をそれぞれ再生して比較したが、精細感がわずかながら向上していたし、HDR10番組では、暗部の見通しが良くなっていると感じた。
筆者の推測だが、全録レコーダーは多チューナーを内蔵するため、電源部も大型になるし、ノイズ対策も厳重になる。このため重量もわずかだが重くなる。こうしたわずかな違いが画質や音質に現れるのかもしれない。
理由はさておき、UHD BDの再生でもそれなりの画質差を確認できた。「バットマン」シリーズの代表的な悪役の誕生を描いた「ジョーカー」を見てみると、DMR-4X600もバランスの良い画質で十分に満足できるものなのだが、DMR-4X1000となるとジョーカー(アーサー)の瞳の輝きや派手なメイクでごまかされがちな微妙な表情の変化がより豊かになる。ゴッサムシティの街全体を映した場面でも、ビルの窓や外壁のディテールがより緻密になっている。特に明暗のダイナミックレンジがより広くなったことで、映像的により生々しくなった印象で、これはDP-UB9000の映像にかなり近くなったと言える。
DMR-4X1000は、価格的に筆者自身もちょっと手を出しにくいと感じたが、画質的にも機能的にも、DP-UB9000に迫る実力を持つとなると、高すぎるとは思わない。高性能BDレコーダとDP-UB9000の両方を揃えることを考えると、価格的には同等だし、しかもDMR-4X1000は関東圏の地上波放送をほぼ網羅できる最大10チャンネルの全録ができる。
全録レコーダで、全録しておきたいチャンネルは多いほどありがたいのは当然で、DMR-4X600の最大4チャンネル+4K放送1チャンネル(または地デジなどを最大6チャンネル)では、録画しないチャンネルをどれにするか悩みがち。しかし、DMR-4X1000であればそこをクリアでき全チャンネル録画でき、画質的な実力もDP-UB9000に迫るとなれば、魅力は大幅に高まる。全録レコーダの利便性と4K放送やUHD BDなどの高画質再生の両方を求める人ならば、ぜひおすすめしたいモデルと言える。
まずは全録レコーダの楽しさを体験してみてほしい
DMR-4X1000かDMR-4X600を選ぶかはユーザー次第だが、東京2020 オリンピック・パラリンピックなど見逃したくない番組が目白押しとなるこの時期は、いずれにしろ全録レコーダをおすすめしたい。使ってみると手放せなく便利さは価格にふさわしい価値があると思う。
その好例と言えるのが、東京2020 オリンピック・パラリンピックの放送だ。東京2020 オリンピック・パラリンピックは、各局でたくさんの競技が放送されるわけで、これをすべてチェックするのは極めて困難だ。全録レコーダで「そんなにたくさん番組を録画しても見るヒマがない」という方もいるかもしれないが、そもそも全部視聴する必要はない。だがスポーツ競技では、残念ながらメダルの獲得が期待されていなかった競技でも、思わずメダル獲得があったとか、歴史に残るような名試合になったとか、DMR-4X1000かDMR-4X600を使えばこれらを録り逃したり見逃して後悔するような状況をほぼ防げることが最大の魅力なのだ。
もちろん、こうしたことは東京2020 オリンピック・パラリンピックに限らず発生するので、全録レコーダはいつでもその魅力を発揮できる。1日中テレビ放送を見ている、時間に余裕のある人が使うものというイメージがあるかもしれないが、実際はまったく逆だ。テレビ放送を見る時間が少ないし、いちいち番組表をチェックするヒマもない。しかし、好きな番組や話題になった番組は見逃したくない。そういう忙しい日々を過ごす人こそ、ありがたさを感じるモデルなのである。
とにかく、まずは全録レコーダを使ってみて、全録の魅力や面白さを実感してほしい。薄型テレビの買い換えに合わせて、BDレコーダーも最新のものにしようと考えているならば、美しい映像を楽しめるDMR-4X1000をはじめとする全録レコーダもその候補として検討してみよう。きっと、毎日の生活が一変するほどの楽しさが味わえるはずだ。
DMR-4X600と設置したところ。55型のVIERAと共に使用するとリンク機能も多く、非常に便利だ
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