前回は光学ドライブの最新モデル「BDR-S09J-X」を取り上げ、定評ある光ディスク技術とCDをはじめとした高音質再生へのこだわりを紹介した。後編となる今回は、新スタイルのオーディオシステム「Stellanova」を中心に、パイオニアの次の一手とも言える、独創的な技術に触れていきたい。
まずは、Stellanovaの概要から紹介していこう。これは、ノートPCやスマホ、タブレット端末と組み合わせて使う、コンパクトなオーディオシステムだ。フルシステムと言える「APS-S301J」(直販価格 6万9800円[税別])は3つの機器で構成され、USB DACアンプの「APS-DA101J」、ワイヤレスユニットの「APS-WF02J」、そしてハイレゾ再生に対応したスピーカー「APS-SP101J」となる。まず目を引くのがそのデザインだ。角を丸めた五角形の形状に、オーディオ製品らしからぬポップな色がユニーク。なんとカラバリも用意されており、APS-DA101Jがシルバー/レッド/ゴールド/グリーンの4色、「APS-WF02J」がブラック/ブルー/ブラウン/ピンクの4色が用意されている。2つのユニットを同じ色で揃えられないというのも大胆だ。この4×4で16通りとなる色の組み合わせは購入時に自由に選択できるようになっている。ちなみにスピーカーはシルバーとブラックのツートンカラーでこちらにカラバリは用意されていない。ちなみに、ワイヤレスユニットを省略し、USB DACアンプとスピーカーの組み合わせであるStellanova Lite「APS-S201J」(直販価格 4万6800円[税別])もある。4色のカラバリを自由に選べるのは同じだ。
そして、よく見てみると2つのコンポの形状が異なっている。これまた大胆なデザインだ。最初はどのように重ねるのが正しいのかちょっと迷ってしまったほど。きっと自分の好みで自由な重ね方をしていいのだろう。こうして重ねてみると、不定形の平たい石を重ねたオブジェのようなたたずまいになり、ますますオーディオ機器らしく見えなくなる。しかも電源を入れると、底面にあるLEDランプが発光し、下に重ねた機器やテーブルを鮮やかに照らす。デザインに関しては、斬新というか、今までのオーディオ機器の常識から徹底して逸脱するものになっている。
続いて、それぞれのコンポをよく見ていこう。まずはUSB DACアンプの「APS-DA101J」。構成としては、リニアPCMが最大192kHz/32ビット、DSDは2.8/5.6MHzに対応するUSB DACと15W+15Wのプリメインアンプを一体化したもの。USB入力のほか、光デジタル入力とアナログ音声入力(ステレオミニ端子)を持ち、さらにBluetoothにも対応しているので、スマホなどの音楽をワイヤレスで再生することも可能だ。
多角形のデザインをうまく活かし、ボリュームや入力インジケーターなどを巧みに配置している。感心したのは天面にあるロゴがまっすぐ横になるように置くと、左側が前に出た配置となり、左側面のインジケーターが見えること。逆にヘッドフォン出力などの接続端子は見えなくなる。かなり大胆かつフリーダムなデザインだが、見た目と操作性が巧みに計算されているのだ。薄型のコンポながらも、ボリュームも大きめで操作がしやすい。
APS-DA101Jとスピーカーの組み合わせで販売されていることもわかるように、有線でPCとUSB接続する、あるいはBluetooth接続でPCやスマホとワイヤレス接続する使い方ができるようになっている。APS-DA101J自体も単体で販売されており、サブウーファー出力も備えるので、好みに合ったスピーカーを組み合わせるのもアリだろう。筆者としては、スピーカーもオブジェのような大胆な形をしたものやポップなカラーのものを組み合わせてみたい。
今度はワイヤレスユニットのAPS-WF02J。こちらは正五角形に近いフォルムで、尖った部分が正面に来るような配置とすると、向かって左手前の天面に電源ボタンがあり、正面右側の側面に動作状態を示すインジケーターが見える。詳しい機能や技術については、後で説明するが、基本的にこの機器は、ワイヤレスでUSB接続を行うためのユニット。だから、背面には4つのUSB端子などがあるだけ。基本的な考え方としては、USB DACアンプやUSB HDDやUSB接続型の光学ドライブなどをここに接続し、PCとはワイヤレスのUSB接続を行うことになる。
最後のスピーカー、APS-SP101Jは、コンパクトなサイズながら2ウェイ構成とし、40kHzまでの超高域再生を実現。全体を黒のパンチングメタルのカバーで被い、天面をヘアライン仕上げされたアルミ板とした配色がモダンだ。オーソドックスな小型スピーカーではあるが、真鍮製のスパイク型インシュレーターが付属するなど、しっかりと音にこだわって作られていることがわかる。
では、いよいよStellanovaの核となるハイレゾ&高速ワイヤレスUSB技術「Air Hi-Res Link Technology」について紹介しよう。USB接続は、音楽再生ソフトが再生した音楽データをUSB Audioドライバーが受け取り、それをUSBデバイスドライバーが有線のUSB接続でUSB DACなどの機器に送り出す。Air Hi-Res Link Technologyの場合は、USB Audioドライバーが受け取った信号を、USBプロトコルからワイヤレス接続用のTCP/IPプロトコルに変換して無線LAN接続によるワイヤレス伝送を行う。ここまでがPC側での動作だ。そして、ワイヤレスユニットでは、無線LANモジュールが受け取ったTCP/IPプロトコルの信号を元のUSBプロトコルに戻す。
ちょっとわかりにくいが、要するに無線LANを使ったワイヤレス伝送に関わらず、信号を送り出すPCは接続された相手をUSBデバイスだと認識しているということだ。だから、ワイヤレスユニットに接続する機器は一般的なUSB機器が使えるというわけだ(念のため、動作検証済みの推奨機器がホームページで紹介されている)。これについては、実際にワイヤレス接続で試聴を行ったとき、意外な形で検証することができた。
ここが重要になるのだが、USB接続がワイヤレス化されるということにどんなメリットがあるのだろうか。実使用的なメリットとしては、オーディオシステムのそばにPCを置く必要がなくなる。そして、スマホやタブレット端末もわざわざ有線で接続することなく快適に使える。
そして音質的なメリットもある。Bluetoothのように伝送時に信号を圧縮することもないのでハイレゾ信号だってそのまま伝送できる。この点は容易に想像しやすいだろう。もうひとつが、有線でないためノイズの流入を防げるという点。高音質を謳うUSBケーブルの話をするとオカルト扱いされやすいのだが、この原因のひとつは電源ノイズの流入というものがある。USBケーブルが持つ電源ラインから、PCの電源ノイズが流入し、信号を受け取るUSBコントローラーに影響を与え、ジッターと呼ばれる時間軸上の乱れなどの原因となって最終的にアナログに変換された後のオーディオ信号にノイズとなって現れるというものだ。
そのため、音質に配慮したUSBケーブルのなかでも極端なものには、電源ラインをカットしてしまったものもあると聞いたことがある。USB給電ができないなど、USB規格を満たさないため、USBケーブルと呼んでいいのかは疑問があるが。話がそれたが、ワイヤレス伝送ならば電源ライン自体が存在しないのでこのノイズの流入による影響がない。有線のUSB接続よりも音質的に有利と言えるのだ。
もちろん、反論もあるだろう。筆者自身、有線とワイヤレス接続では有線の方が少なくとも信頼性が高いと考えている。すなわち電波干渉などによってワイヤレス接続が妨害され、音飛びや再生停止などの問題が生じる可能性があることだ。音楽再生は連続的なものなので、それがコンマ1秒の瞬間的なものだとしても誰でもすぐに気付く。これが頻発するようでは、少なくとも音楽再生には適していない。
それに対しては、当然ながらしっかりと対策が施されている。ワイヤレスユニットはTCP-IPプロトコルの信号を受け取り、それをUSBプロトコルに戻すのだが、その後音楽データのみをロングメモリーに蓄積する。そのため、メモリーに音楽データがプールされている間は、ワイヤレス接続が途切れても音飛びなどは発生しないのだ。
そして、USB DACとPC間の信号伝送では、当然となっているアシンクロナス伝送も実現している。これはPC側のクロックで信号を送り出すのではなく、USB DAC側のクロックで信号を受け取るもの。PCの高速なクロックの影響を排除できるため、USB DACの高音質技術としては不可欠なもの。ワイヤレス伝送でアシンクロナス伝送を実現するのはかなり難しかったようだ。だが、本来ならばUSB DACが信号を受け取るタイミングを制御するFIFOバッファ(当然ながらUSB DAC内にある)を、ワイヤレスユニット内にも搭載し、USBコントローラーを介してUSB DAC側のFIFOバッファと協調して動作する仕組みを開発し、アシンクロナス伝送を実現してしまったのだ。
このように、これまでのUSB伝送での高音質ための技術もきちんと継承し、しかもワイヤレスの弱点である電波干渉などによる信号の途絶にも対処した。その結果、有線接続では対処が難しいPCからのノイズの流入を回避できるという音質的なメリットを十全に生かせるようになったわけだ。
実際にPCとワイヤレスユニットを接続してみよう。そのためにはまず、ドライバー類のインストールが必要だ。PCでは再生ソフトの「Pioneer Stellanova Player」、ネットワーク接続用アプリケーション「Pioneer Wireless Connect」、そしてWindowsの場合はUSB DAC用ドライバーソフトが必要だ。
ワイヤレスユニット側の準備は、PCとのWiFi接続のための設定を行う。この接続には2つの方式がある。アクセスポイントモードとステーションモードだ。アクセスポイントモードはPCあるいはスマホなどと1対1で接続するもの。この場合、PCのWiFiユニットはワイヤレスユニットと接続するため、別系統のLAN接続ができないとインターネット接続ができなくなる。反面、1対1接続のため高速転送が行える。この場合は、PCなどでワイヤレスユニットのSSID「WBD*******」を探し、底面にあるパスワードを入力。ワイヤレスLANルーターとの手動接続と同様だ。
ステーションモードは、ワイヤレスLAN子機として動作させるもので、ワイヤレスユニットを自宅のワイヤレスLAN環境に接続する必要がある。いずれも、接続するPCなどが対応していれば2.4GHz/5GHz接続のどちらでも選択可能だ。
筆者の場合はデスクトップPCを使用している都合上、ワイヤレスLAN機能を持たないため、ステーションモードで試してみた。自宅のワイヤレスLANへの接続は、WPSの簡単接続が可能なので特に迷うことはない。ワイヤレスユニットの背面にある「NETWORK SETUP」ボタンを押し、その後ワイヤレスLANルーターにあるWPSボタンを押せば、自動的に接続が完了する。
後は、PC側で、「Pioneer Wireless Connect」を起動する。ネットワーク接続などの準備が済んでいれば、ワイヤレスデバイスとして認識されるので、このソフト上でUSB DACアンプとのUSB接続を行う。
無事に接続が完了したら、Pioneer Stellanova Playerを起動する。基本的には自動で選択されるが、念のため上部の「Configure」タブをクリックし、専用のドライバーが選択されていることを確認しよう。これですべて準備は完了。あとは曲を再生するだけだ。
さっそく再生と行きたいところだが、ここで少し脱線。ワイヤレスによるUSB接続はすでに解説したが、要点であるPCはワイヤレス接続ではなく普通のUSB接続として認識していることを、ちょっと確かめてみた。特に難しいことをしたわけではない。Pioneer Stellanova Playerではなく、いつも使っている再生ソフト「Foobar2000」で再生できるかを確かめてみたのだ。Foobar2000側で行ったのは、PreferencesにあるOutputで出力デバイスとして、USB DACアンプを選択しただけ。
インストールしたドライバーがFoobar2000でも認識できているし、ごく普通のUSB接続として(ワイヤレス接続されている)USB DACアンプを認識してしまった。もちろん、DSD音源を含むハイレゾ再生も問題なく行えた。すべてこのようにうまく行くとは限らないが、やはりPC側では普通のUSB機器として認識しているようだ。
これと似たような動作なのだが、実はワイヤレスユニット側に光学ドライブを接続し、PC側からCD再生やCDリッピングを行うこともできる。このほか、USB HDDを接続してハイレゾ音源などを保存することも可能だ。ワイヤレス接続ではあるが、普通にUSBハブとして使えるのだ。PCには光学ドライブや大容量のHDDもあるのでそれほどメリットはないが、これはiOS端末でも行える。つまり、PC不要でCDリッピングやUSB HDD内の音楽データの再生をコントロールできるわけだ。
このためには、iOS用の「Wireless Hi-Res Player 〜Stellanova〜」(無料)を使用する。このアプリは、ワイヤレスユニットとの接続や音楽再生、CDリッピングなどの機能を一通り備えており、iOS機器で使う場合はこのアプリをインストールするだけで可能。こちらのメリットはかなり大きいだろう。デメリットというほどではないが、あくまでもUSB接続なので、iOS端末とPCで同時接続することはできない。両方を使い分けるならば、アプリで接続を切っておく必要がある。USBケーブルをつなぎ替えるのと違って、アプリ上で行えるのではるかに簡単だ。
お待ちかねのStellanovaの音のレビューだ。まずは手持ちの音源をいろいろと再生してみたが、192kHz/24bitの音源もDSD5.6MHzの音源も問題なく再生できた。女性ボーカルの曲を聴くと、定位がくっきりとして鮮明。解像感の高さ、音像の彫りの深さがよくわかる再現だ。スピーカー自体がコンパクトなのでスピーカーからの距離も1mほどと近い位置での試聴だが、雄大とは言わないまでも広がりのある豊かな音場が再現された。
大編成のクラシックを聴いても、ややコンパクトながら各楽器の配置もきちんとわかるし、楽器の音色もリアルな感触だ。コントラバスやティンパニのどっしりと響くような低音はさすがに厳しいが、中低音に力があるので思ったほど不満が少ない。
特筆したいのは、S/Nの良い雑味の少ない音になっていること。バイオリンの弦の艶やかな音色が美しく響き、残響感もしっかりと再現される。これはもちろん、スピーカーのしっかりとした作りや、ハイレゾ対応というだけあって高域の再現が極めてスムーズな点もあるが、やはりワイヤレスUSB接続はノイズの排除にも効果があるのではないかと思ってしまう。
当然ながら、有線によるUSB接続も試してみた。結果から言うと音質的に大きく変化するようなことはないが、シャープな解像感がやや曖昧になり、響きの余韻や空間の広がりがやや狭く感じられたこと。実は使用しているPCが試聴ルームの後方に置いてあり、ワイヤレスユニットと接続するために、延長コネクターを使用して5mもの長さのUSBケーブルで使っていることも影響していると思う。現実的な長さのUSBケーブルを使えば、ここまでの差は少ないかもしれないが、不利な条件とはいえ有線よりもワイヤレスの方が好印象に感じたのはちょっと驚きの結果だった。
唯一気になったのは、我が家の無線LAN環境の都合上、2.4GHz接続で行っていたため、まれに音飛びが発生したこと。2.4GHz帯は隣家のワイヤレスLANも飛び交っているし、電子レンジなどによる干渉もあるため、さすがに万全とは言えないようだ。頻度としては、CD1枚聴く間に1度か2度ある程度で、まあ、我慢できる範囲ではある。
ここが気になるという人は、5GHz帯での接続で使用すればほぼ問題は解消されるはず。ちなみにWi-Fi規格としては、IEEE802.11a/b/g/nに対応している(IEEE802.11acには非対応)。
有線信仰を崇拝していた筆者には、StellanovaのワイヤレスUSB接続は今までの思い込みを打ち壊すほどの衝撃があった。ワイヤレスで実用上問題なくUSB接続ができるなら、快適さは比べるまでもない。それどころか、スマホを使ったPCレスでの音楽再生だけでなく、もっとさまざまな可能性が生まれてくるように感じた。個人的な理想としては、映像コンテンツのワイヤレス再生にも期待したくなってくる(映像と音声の同期が難関になりそう)。
ワイヤレスユニット自体もいかにも通信機器というような無骨な形ではなく、積極的に見えるところに置きたくなるデザインというのも素晴らしい。
そもそもPCと接続するのが前提のUSBオーディオ再生機器でありながら、そばにPCを置かなくて良いというのも我が家のような設置ではありがたいし、リビングで使うオーディオシステムを考えるならば、同様かそれ以上のメリットがあるはず。もちろん、独創的なデザインに一目惚れして手に入れてしまうのももちろんアリだ。Stellanovaには、今までのオーディオ再生のスタイルを一気に古典的なものにしてしまうような革新性がある。コンパクトで使いやすいオーディオ機器を探している人はぜひともその音やデザインを自分の耳と目で確認してみてほしい。
【コラム】最小単位で良い音を楽しみたい人にはこちらもオススメ
Stellanovaのようなコンパクトな単品コンポーネントも良いが、PCと組み合わせてデスクトップのような限られたスペースで使うなら、コンポーネントの数は最小単位としたいだろう。そんな人にオススメしたいのが、DESK LIVE「ISS-C270A-S」(直販価格 8万円[税別])。USB DACを内蔵し、サブウーファー出力にも対応するアクティブスピーカーだ。
ハイレゾ音源の再生にこそ対応しないものの、スピーカーの作りはかなりレベルが高い。フルレンジユニットは、パイオニアのハイエンドモデルでも採用されている超高域再生技術「HSDOM」を組み合わせることで、高域の再生帯域を拡大。キャビネットはマグネシウム製、バッフル板はアルミ削りだしとすることで剛性と不要な響きを抑制するなど、かなり本気の作りだ。
その音も音に芯のある力強いサウンドで、マグネシウムとアルミのボディのせいもあって不要な付帯音がせず、鮮明で生き生きとした音だ。しかも驚くのはUSBバスパワーで動作するということ。大容量電解コンデンサとDC-DCコンバーター回路による独自の電源ブロックの採用で、瞬間的な大パワーもしっかりと反応する勢いの良さを実現している。駆動するアンプ回路も左右独立構成のアナログアンプ回路で、音にこだわった作りとなっている。
特に驚いたのは、背面のスピーカー端子。こうしたコンパクトなアクティブスピーカーは、ミニプラグ端子などでL側のスピーカーと接続するのが普通だが、本機はきちんとアンプ部のスピーカー出力があり、同じボディのR側ともスピーカーケーブルを接続する。端子の造りも本格的で、付属ケーブルも端末処理済みとなっているなど、オーディオ好きな人間としてはここまで作りまれているというだけで、かなりぐっときてしまう。
お手軽なアクティブスピーカーながら、マニアックと言えるほどの本格的な作りをした本機は、コンパクトでも音の良いスピーカーを探している人の有力な候補となりそうだ。
プロフィール
鳥居一豊 1968年東京生まれの千葉育ち。AV系の専門誌で編集スタッフとして勤務後、フリーのAVライターとして独立。薄型テレビやBDレコーダからヘッドホンやAVアンプ、スピーカーまでAV系のジャンル全般をカバーする。モノ情報誌「GetNavi」(学研パブリッシング)や「特選街」(マキノ出版)、AV専門誌「HiVi」(ステレオサウンド社)のほか、Web系情報サイト「ASCII.jp」などで、AV機器の製品紹介記事や取材記事を執筆。最近、シアター専用の防音室を備える新居への引越が完了し、オーディオ&ビジュアルのための環境がさらに充実した。待望の大型スピーカー(B&W MATRIX801S3)を導入し、幸せな日々を過ごしている(システムに関してはまだまだ発展途上だが)。映画やアニメを愛好し、週に40~60本程度の番組を録画する生活は相変わらず。深夜でもかなりの大音量で映画を見られるので、むしろ悪化している。 |
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