AVアンプについての集計結果(2015年3月)

所有率1位は「ヤマハ」。続いて「パイオニア」、「オンキヨー」など

　AVアンプの所有を尋ねた質問では、95%の人が「はい」と回答。「いいえ」は5%だった。

所有しているAVアンプのメーカー

　質問1で「はい」と答えた人に、所有しているAVアンプのメーカーを尋ねたところ、最も多かったのは「ヤマハ」で、得票率は26.1%となった。2位以降は「パイオニア」(同18.3%)、「オンキヨー」(同15.6%)、「ソニー」(同15.2%)、「デノン」(11.9%)、「マランツ」(同5.1%)となっている。

AVアンプの購入時の価格は5割が「10万円未満」

　現在使用しているAVアンプの購入時の価格については、最も多かったのが「5万円以上～10万円未満」で、得票率は2位の約2倍となる32.2%となった。2位は「5万円未満」(同16.8%)で、1位と2位を合わせると、約50%が「10万円未満」となっている。3位は「10万円以上～15万円未満」(得票率14.5%)、4位は「20万円以上～30万円未満」(同13.3%)。「50万円以上」は2.3%だった。

　寄せられた自由回答では、「新技術や新フォーマットが出てくる製品なので、買い替えを考えると20万円以上の製品の購入に踏み切れない」といった意見があった。

使用年数は「2年」が最多で、5年以下は全体の7割

　現在使っているAVアンプの使用年数は、1位が「2年」(得票率19.8%)、2位が「1年未満」(同17.9%)、3位「4年～5年」(17.6%)、4位「3年」(17%)となり、1位から4位までで全体の7割以上を占めた。「10年以上」と答えた人は8.4%だった。

　買い換えるタイミングについては、「数年ごとに新しい規格が出てくるので、高機能な中級機を5年ごとに買い換えている」、「HDCPや4Kなどの新しい規格や、ドルビーなどの新しいフォーマットが追加されたら買い替えを考える」との回答があった。また、「Atmos導入を考えていたが、DTS:Xが出ると聞いてシステムの入れ替えを控えている」など、現在買い替えのタイミングを見計らっているという意見も複数見られた。

スピーカー構成は「5.1ch」と「7.1ch」で6割超。「Dolby Atmos」は3%

　アンプに接続して使っているスピーカー構成(チャンネル数)では、1位が「5.1ch」(得票率32.7%)、2位が「7.1ch」(同28.5%)で、上位の2つが圧倒的に多く、2つ合わせて6割超となった。3位は「2ch」で6.9%。「11.1ch」と答えた人は2.5%、「Dolby Atmos」を導入している人は3%だった。「その他」では、「3.1ch」や「6.1ch」のほか、「7.2ch」などサブウーファを2台使用しているという回答が寄せられた。

購入時に重視するのは「音質」、「価格」と「音場補正機能」。4K対応なども

　AVアンプを購入する際に重視するポイントは、1位が「音質」(得票率55.4%)、2位が「価格」(同40.9%)で、3位は「自動音場補正機能」(同18.9%)、4位は「HDMI端子の数」(同13.9%)、5位「DSPサラウンド機能」(同11.1%)、6位「ネットワークオーディオ再生機能」(同10.5%)と続いている。「Dolby Atmos」は7.5%で9位だった。「その他」では、4Kパススルーやハイレゾ音源対応、デザインやリモコンの操作性、HDMI以外の端子の数、プリアウト端子の有無などが挙げられた。

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