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4K/HDR対応で実売15万円からのLG液晶テレビ。web OS 3.5搭載
2017年3月16日 18:23
LGエレクトロニクス・ジャパンは、4K液晶テレビ「UJ7500」シリーズの43型と、「UJ6500」シリーズ4機種を4月上旬に発売する。UJ6500の画面サイズは43/49/55/60型を用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は15万円～26万円前後。
両シリーズ以外にも、同社は4K液晶テレビのハイエンドシリーズ「SJ8500」と「SJ8000」、有機ELテレビの「LG OLED TV」を4月上旬に発売。これらは別記事で掲載している。
UJ7500/UJ6500シリーズの店頭予想価格
【UJ7500シリーズ】
43型「43UJ7500」 17万円前後
【UJ6500シリーズ】
60型「60UJ6500」 26万円前後
55型「55UJ6500」 21万円前後
49型「49UJ6500」 17万円前後
43型「43UJ6500」 15万円前後
UJ7500/UJ6500シリーズは、4K IPS液晶パネルを搭載した「LG UHD TV4K」の新モデル。UJ7500シリーズはHDRの「ドルビービジョン(Dolby Vision)」にも対応。LG独自の最新技術「Active HDR」とドルビービジョンにより、映像が持つ明暗情報や、色彩情報を正確に表現可能としている。また、上位モデルと同様にカラーフィルタの上に、1nmという極小の粒子を精密に敷きつめるナノ技術「Tru Nano Display」を採用。斜め視聴時などの色再現性も高めている。
UJ6500はドルビービジョンに非対応だが、Active HDRを搭載。エンコードされたメタデータを活用し、1コンテンツに1つのメタデータを持つHDR映像も1フレームごとに活性処理。オリジナルに近い明るさや色を再現するという。
両シリーズとも、HDMIからのHDR入力のほか、ひかりTVやNetflixが配信するHDR10コンテンツにも対応。さらに、Hybrid Log Gamma(HLG)にも対応予定で、インターネット経由でのソフトウェアアップデートを順次実施するという。
チューナは地上/BS/110度CSデジタル×2。別売USB HDDへの裏番組録画機能も備える。バックライトはエッジ型LED。パネルの各部を調光して黒を引き締め、ディテールをシャープにするローカルディミングに対応。パネル表面には反射防止フィルムを使用し、外光による影響の排除を図り、HDR映像のコントラストを表現可能としている。2倍速相当のTruMotion 120を備える。HDMI入力は4系統で、コンポーネント映像入力、光デジタル音声出力、ヘッドフォン出力なども装備。
色彩情報の処理能力を向上させる「True Color Accuracy」技術を採用し、BT.2020の広色域も「ほぼ余すところなくカバーできる」としている。
スピーカー構成はフルレンジ×2で、出力は20W。バーチャルサラウンド技術の「ピュアサラウンド」が進化。よりワイドに音の広がりを感じさせ、高さ方向の表現も可能になったという。
webOSは3.5に進化。シンプルな操作感覚で、様々なコンテンツを自由に行き来でき、ワンクリックで画面に表示。テレビのチャンネルを切り換えるような手軽さで、番組だけでなくネットやアプリをシームレスに楽しめるという。
キーワード入力不要で、観ている番組に関連したYouTube動画などを探せる関連検索や、よく使うアプリをリモコンの番号キーに割りあてる「お好みボタン」機能などに対応。観たい場所を最大500%まで拡大するマジックズームは、拡大した状態で録画も可能になった。YouTubeのお気に入りコンテンツ登録や、ミュージックプレーヤー機能、360度カメラの写真や動画を表示するパノラマモードなどにも対応する。
マジックリモコンによりポイント/クリック操作が可能で、音声検索にも対応。また、スマートフォンとペアリングしてスマホのアプリをテレビで利用できる。
スタンドを含む外形寸法と重量は、43UJ7500が96.8×21.3×62.9cm(幅×奥行き×高さ)、11.4kg。60UJ6500が134.5×33.6×83.5cm(同)、22.8kg。55UJ6500が123.7×25.9×77.2cm(同)、17.4kg。49UJ6500が110.7×25.9×70.5cm(同)、12.7kg。43UJ6500が97.4×23.5×63cm(同)、10.5kg。
消費電力と年間消費電力量は、43UJ7500が130W、97kWh/年。60UJ6500が160W、124kWh/年。55UJ6500が140W、108kWh/年。49UJ6500が120W、101kWh/年。43UJ6500が105W、87kWh/年。