石原裕次郎の映画93作品を網羅したDVD付き雑誌が創刊。没後30年

　朝日新聞出版は、7月17日で没後30年を迎える石原裕次郎の映画出演作品の中から、日活、石原プロモーション製作の全93作品をコンプリートしたDVD付きマガジン「石原裕次郎シアターDVDコレクション」を7月13日に創刊する。創刊号の価格は990円(税込)。2号以降は1,790円(税込)で、隔週木曜日に発売する。

石原裕次郎シアターDVDコレクション

　DVDには、デビュー作「太陽の季節」のほか、「狂った果実」、「嵐を呼ぶ男」、「陽のあたる坂道」、「銀座の恋の物語」、「憎いあンちくしょう」、「黒部の太陽」などの主要作品の中から毎号1作品を収める。創刊号に収録されているのは「嵐を呼ぶ男」。

　雑誌には、北原三枝、浅丘ルリ子、芦川いづみ、吉永小百合、渡哲也、二谷英明、宍戸錠、小林旭などの「豪華キャスト解説」、本編のコマ割り画像64カットを使った「STORY紹介」、製作時の秘話満載のインタビュー「裕次郎とわたし」、裕次郎の素顔に迫る「撮影の現場から」などを特集。撮影時のオフショットなど、本邦初公開となる写真も多数収録。全号そろえると、裕次郎のフィルムライブラリーが完成するという。オールカラー12ページ構成で、創刊号のみ32ページ。

　特別付録として、創刊号から3号には大判ポスターも同梱。また、創刊号から50号までに付いている応募券を集めると、ドキュメンタリー映画DVD「裕次郎の欧州駈けある記」と、特製裕次郎カードが応募者全員にプレゼントされる。