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EIZO、MacBook ProをUSB-Cケーブル1本で接続&給電できる27型4K液晶
2017年9月28日 17:31
EIZOは、60Wの給電能力を持つUSB Type-Cを備えた27型4K液晶ディスプレイ「FlexScan EV2785」を11月30日に発売する。MacBook ProなどのハイエンドノートパソコンもUSB Type-Cケーブル1本で接続して映像/音声/USB信号を伝送しつつ給電も行なえるのが特徴。価格はオープンプライスで、直販価格は129,600円(税込)。カラーはブラック(BK)とホワイト(WT)の2色を用意する。
同社初となる27型の4K(3,840×2,160ドット)液晶ディスプレイ。パネルはIPSで、表面はアンチグレア。
「ノートPCを活用するオフィスユーザーに向けて新しいワークスタイルを提案する」としており、ノートPCを会社のデスクにあるディスプレイと組み合わせて広い画面で作業する場合に、電源/映像/USBなど複数のケーブルを不要とし、1本のUSB Type-Cケーブルだけで接続できるのがメリット。
USB Type-Cの給電能力は、現行機種EV2780の2倍となる60Wに向上。デルのXPS 13や、アップルのMacBook Proなどのハイエンドノートパソコンも給電可能。ノートPCとの接続/互換性情報は、EIZOのWebサイトで掲載している(PDF)。
輝度は350cd/m2。コントラスト比は1,300:1、応答速度は5ms(中間階調域)、色域はsRGB相当。視野角は上下/左右178度。環境光に応じて画面の明るさを調整する自動調光機能や、ブルーライトを約80%カットするPaperモードを搭載。画面のちらつきをカットするEyeCare調光方式を採用している。1cd/m2まで明るさを下げられる調光機能も利用可能。
入力端子は、USB Type-Cのほか、HDMI×2、DisplayPort 1.2×1で、いずれもHDCPをサポート。HDMIは4K/60pに対応する。USB Type-Cケーブル、DisplayPortケーブル、HDMIケーブル(いずれも2m)が付属する。2系統のUSBハブも備え、1系統はバッテリ給電用となる。1W×2chのスピーカーを内蔵するほか、ヘッドフォン出力も装備する。
画面のフレームが1mmの「フレームレス・フルフラットデザイン」を採用。電源をディスプレイ本体に内蔵し、本体と同色のケーブルとケーブルカバーが付属するため、背面にケーブルをまとめられる。さらに、小型PCをディスプレイと一体化できるVESA対応のアダプタ「PCSK-03」をオプションで販売する。
消費電力は最大163W、標準31W。待機時/節電時は0.5W以下。90度のピボットや、344度のスイーベル、上35度/下5度のチルトも行なえる。スタンドは177.9mmの昇降が可能。スタンドを含む外形寸法と重量は、611.4×230×367.3～545.2mm(幅×奥行き×高さ)、約8.2kg。