AHS、AVCHDネイティブ編集対応の「Movie Pro」
-MAGIX製ビデオ編集ソフト新バージョン
AHSは、独MAGIX開発のWindows用ビデオ編集ソフト「Movie Pro」を8月6日より発売する。価格は15,540円で、乗り換え版は10,290円、アカデミック版が9,800円。ダウンロード版は11,800円。対応OSはWindows XP/Vista/7で、Windows 7の64bit版にも対応する。
編集画面 |
マルチコアCPUに最適化したエンジンを搭載し、AVCHDのネイティブ編集にも対応。編集モードはシーンオーバー/ストーリーボード/タイムラインの3種類を選択可能となっている。
ビデオモニターやメディアプール、トラックパネルなどを自由に配置可能な「フレキシブルインターフェイス」を採用。マルチディスプレイ利用時に、1つにビデオ映像を、もう1つのディスプレイにトラックパネルを表示するなどの柔軟な表示が行なえる。
編集用トラックは最大99までの映像、音声、タイトルなどを利用可能。357種類のエフェクトや、330種類のトランジションなども備えている。出発地と到着との地名を入力して検索し、ルートアニメーションを作成できる「トラベルアニメーション」機能も搭載している。
2つのファイルを同じ時間軸で再生し、表示を切り替えながら1本の映像を作成できる「2カメラ編集」機能も搭載。同じ曲を歌っている2人の人物などの映像編集をワンクリックで切替ながら行なえるという。クロマキー機能やクロマキー用アルファチャンネル作成機能も搭載。素材とスタイルを指定するだけで自動的にショートムービーを作成する「ムービーショーメーカー」も備えている。
手振れ補正機能も搭載、ドルビーデジタル5.1ch音声にも対応する。Blu-ray DiscやDVDビデオのオーサリング/ライティング機能も搭載。iPhone/iPad/iPod用MPEG-4作成機能やYouTubeアップロード機能も備えている。
最大99トラックに対応 | BDなどへの書き出しに対応 |
主な対応フォーマットは、ビデオ入力がMPEG-4 AVC/H.264、AVI、DV-AVI、DVDビデオ、HDV、MPEG-1/2/4、MXV、QuickTime、WMVなど。出力がAVI、DV-AVI、WMV、MPEG-4 AVC/H.264、MPEG-1/2/4、QuickTime、Motion JPEG。
(2010年 6月 25日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]