東芝、録画対応USB 3.0/2TB HDD「CANVIO DESK」など

-VIERA/BRAVIA/AQUOSにも対応。薄さ9mmのモデルも


CANVIO DESKのホワイト&ブラック

 東芝は、外付けHDD「CANVIO」(キャンビオ)シリーズの新モデルを10月下旬より順次発売する。価格はオープンプライス。

 USB HDD録画に対応した大容量モデル「CANVIO DESK」は2製品をラインナップし、店頭予想価格は2TBモデルが16,000円前後、1TBモデルが13,000円前後。カラーは、ブラックと、ホワイト&ブラックの2種類。発売時期は11月下旬。


CANVIOのブラック

 従来の「CANVIO」シリーズ後継となる4モデルも10月下旬から発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1.5TBが15,000円前後、1TBが13,000円前後、750GBが12,000円前後、500GBが11,000円前後。カラーは、1.5TBがホワイト/ブラック、1TBと500GBはホワイト/ブラック/シルバー、750GBがブラック/シルバー。

 いずれも、Mac OS X用のNTFSドライバ「NTFS for Mac」を搭載し、フォーマット不要でWindows/Mac両方で読み書き可能。なお、PC用途とテレビ/レコーダ用途を切り替える場合はフォーマットが必要となる。PC接続時の対応OSはWindows XP/Vista/7とMac OS X 10.5~10.8。CANVIO後継モデルのみ、Windows 8ロゴ認証も取得予定としている。



■ 他社製テレビ/レコーダにも対応したCANVIO DESK

 USB 3.0接続に対応(USB 2.0互換)したHDD。これまで、CANVIOのテレビ録画向けモデルは接続検証済みのテレビ/レコーダが東芝REGZAとレグザブルーレイのみだったが、新たに他社製のテレビ/レコーダも対応予定としたことが特徴。パナソニックのVIERAやソニーBRAVIA、シャープAQUOSで利用できるという。なお、対象機種の型番は東芝のサイトで案内予定。接続したPC/テレビとの電源連動にも対応する。

 内蔵HDDは3.5型。本体はファンレス仕様となっている。縦置き/横置きどちらにも対応し、縦置き時の外形寸法は42×129×167mm(幅×奥行き×高さ)。電源はACアダプタを使用。USB 3.0ケーブル(1m)が付属する。

ブラック縦置きも可能


■ CANVIO後継モデルや、薄さ9mmのポータブルモデルなど

 従来のCANVIOシリーズ後継となる製品も1.5TB/1TB/750GB/500GBの4種類を発売。CANVIO DESKとは異なり、対応テレビ/レコーダは従来モデルと同じく東芝REGZA/レグザブルーレイのみとなっている。接続はUSB 3.0対応(2.0互換)。

 なお、従来は「CANVIO for TV/レコーダー」と、「CANVIO for PC」と用途によって2つの製品群に分かれていたが、これらを1つに統合した。

 外形寸法は、1.5TBモデルが79×119×16.5mm(幅×奥行き×高さ)、そのほかのモデルは幅/奥行きが同じで高さは13.5mm。電源はUSBバスパワーを使用する。本体はファンレス設計。

シルバーホワイト



薄さ9mmのCANVIO SLIM

 なお、CANVIO/CANVIO DESKの他にもPC向けのポータブルHDD「CANVIO SLIM」を10月下旬に発売。同社製で薄さ7mmの2.5型/500GB HDDを内蔵し、本体の薄さ9mmを実現。重量は約115g。2.5型HDD搭載モデルとして世界最小/最軽量だという。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,000円前後。



(2012年 9月 24日)

[AV Watch編集部 中林暁]