「ベイマックス」4月24日Blu-ray化。特典はアカデミー短編アニメ受賞作

　ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンは、3DCGアニメ「ベイマックス」を4月24日にBlu-ray化。「ベイマックス MovieNEX」としてBD+DVD、デジタルコピーなどがセットになっており、価格は4,000円。

　なお、MovieNEXワールドにアクセスし、3D Blu-ray版を購入する事も可能。また、Amazon.co.jpではMovieNEXに3D BDやAmazon限定の特典グッズも付属したバージョンも販売している。

左が「ベイマックス MovieNEX」のジャケット
(C)2015 Disney

　第87回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞。日本とサンフランシスコからインスピレーションを得たという架空都市“サンフランソウキョウ”を舞台に、心に深い傷を負った14歳の少年と、何があっても彼を守ろうとする一途な“ケア・ロボット”ベイマックスを描いたアドベンチャームービー。なお、「ベイマックス MovieNEX」には、アカデミーで短編アニメーション賞を受賞した「愛犬とごちそう」も収録する。

　監督はドン・ホールとクリス・ウィリアムズ。日本へのリサーチ旅行で、ディティールや美的感覚へのこだわり、KAWAII文化などに触れ、作品に取り入れているほか、ウィリアムズ監督は「となりのトトロ」も参考にしたという。

ベイマックス MovieNEX
(C)2015 Disney

　BDには特典映像として、短編アニメ「愛犬とごちそう」、「製作の舞台裏」、「クリエイターが語るキャラクターの特徴」、未公開シーン、劇場予告編を収録。「愛犬とごちそう」のみ、DVDにも収録する。

　オンラインのMovieNEXワールドではデジタルコピーで本編映像が楽しめるほか、限定映像「6人のヒーローたち」、「『ベイマックス』とロボット工学」、未公開シーン、「鉄拳『パラパラ漫画』オリジナル PV」を収録。プレゼントキャンペーンなども実施する。

あらすじ

　多くの科学者たちが住む、美しい街サンフランソウキョウ。幼いころに親を亡くした14歳の天才少年ヒロは、唯一の理解者である優しい兄タダシと共に母親代わりの叔母、キャスの家で暮らしていた。

　ヒロは兄の通うサンフランソウキョウ工科大学で科学の夢を追究するため、大学の研究発表会でタダシや仲間たちの応援によって驚異的な発明に成功し、キャラハン教授やハイテク企業のオーナー、クレイたちを驚嘆させその発表に成功。めでたく入学許可を得る。しかし、発表会の夜、会場より火の手が上がり、キャラハン教授を助けるために飛び込んだタダシが謎の大爆発によって命を奪われてしまう。

　かけがえのない兄を失い落ち込んでいたヒロの前に、突然不思議なロボット「ベイマックス」が現れる。白くて丸くて大きいベイマックスは、人々の心とカラダを守るためにタダシが作ったケア・ロボットで、心に傷を負ったヒロの声なきSOSをキャッチして起動。大きな悲しみを抱えたヒロと一途にケアするベイマックスとのおかしな関係が始まった。

　ある日、ヒロはベイマックスを追って街外れの巨大廃倉庫へたどり着き、そこで爆発によって消滅したはずの自分が開発した発明品マイクロボットを目撃する。マイクロボットの巨大集合体に襲われ、危機一髪難を逃れたヒロとベイマックス。しかし、これを機にタダシの死に不審を抱いたヒロはベイマックスをバージョンアップし、タダシの仲間たちと一緒に死の真相に近づこうとするが……。