ヤマハ、“シンプルモダン”な一体型オーディオ「Restio」

Restio。カラーはブラック(B)、パープル(V)、グリーン(G)、ホワイト(W)

　ヤマハは、インテリア性の高い一体型オーディオ「Restio」(レスティオ/ISX-800)を9月下旬に発売する。カラーはブラック(B)、パープル(V)、グリーン(G)、ホワイト(W)。価格は88,000円。

　「Restio」は、「Audio to Rest」という言葉から生まれた造語で、「リラックスタイムを美しいサウンドで満たし、明日への元気を与えてくれる存在」という意味が込められている。

　正方形の筐体とポール型のスタンドを組み合わせたスリムなデザインが特徴で、天面にiPod/iPhone用のDock端子、スロットインタイプのCDプレーヤーを搭載。USBメモリの再生も可能で、AM/FMチューナと、アナログ音声入力も備えている。

　ヤマハでは、「シンプルモダンなリビングにマッチする。棚などの大型家具を減らし、スペースをゆったりと使う最近のインテリアトレンドへ向けた提案」としており、インテリアショップや家具ショップなどの非電器流通を中心に販売するという。

前面に2ウェイステレオスピーカーを内蔵している	天面にiPod用DockやスロットインタイプのCDプレーヤーを装備

　アンプとスピーカーも内蔵。前面に3cm径ドームツイータと10cm径ウーファの2ウェイを、ステレオで搭載している。DSPで高精度な信号処理を行なう「Extended stereo」により、一体型ながら良好な音のセパレーションを確保しているという。音質改善技術「ミュージックエンハンサー」も搭載する。消費出力は20W、時計表示でのシステムOFF時消費電力は1.5W、スタンバイ時は0.5W以下。

　ポール型スタンドの足は円形だが、後部のパーツを外す事で半月形状にする事も可能。これにより、壁にスタンドと本体をピッタリ寄せて設置する事ができる。電源ケーブルは目立たないように、スタンド内を通して底面から引き出せる。また、別売オプション「AT-800(12,000円)」を使う事で壁掛けにも対応する。

　リビングの時計代わりにも使えるクロック機能を装備。2パターンの表示が可能なほか、部屋の明かりに応じた自動輝度調整も行なえる。アラーム音に好みの楽曲を指定することも可能。スタンドを含めた外形寸法は、410×295×997mm(幅×奥行き×高さ)。重量は12kg。リモコンも付属する。

通常のスタンドは円形	後部のパーツを外して半月形状にする事で、壁寄せ設置が可能	付属のリモコン