パナソニック、大型ジャイロアンテナ搭載のラジオレコーダ

カラーはグレイスホワイト(W)、コーラルオレンジ(D)の2色

　パナソニックは、大型AMジャイロアンテナを搭載し、4GBの内蔵メモリやSDカードにラジオを録音できるラジオレコーダー「RF-DR100」を9月14日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,000円前後。カラーはグレイスホワイト(W)、コーラルオレンジ(D)の2色。

　AM/FMチューナを備え、4GBの内蔵メモリとSDカードスロットに放送を録音できるのが特徴。SDカードはSDHCの32GBまで利用可能。録音形式はMP3で、ビットレートは32kbps、128kbps、192kbpsから選択。内蔵4GBメモリに32kbpsで録音すると、約272時間分の録音ができる。内蔵メモリに録音した番組をSDカードに移し、取り出す事も可能。

　18cmの大型AMジャイロアンテナを備え、このアンテナを回転させることで、良い受信状態に合わせられる。最大20件、ラジオ番組のタイマー予約録音ができ、タイマー予約設定時に番組毎などにフォルダを設定できる。

　ラジオ受信時に使える、「ゆったりトークモード」を用意。話し始めの速度を落とし、徐々に実際の速度に戻すことで、時間を変えずに言葉の間を確保する機能で、自然でゆったりした話し方になり、ニュースや語学講座、早口な放送も聴き取りやすくなるという。

　また、語学学習などに役立つ「シャドーイング再生」機能を業界で初めて搭載。「シャドーイング」は、ラジオの音声を聞きながら、聞こえた音をほぼ同時に繰り返して口にするリスニングのトレーニング方法。トレーニングしたいA-B区間を設定することで、再生音(お手本)とほぼ同時に発声してトレーニングができ、これを繰り返し再生することで、自分のペースに合ったトレーニングができるという。

　ほかにも、「ワンタッチ音質切替」(標準/ニュース/講座/音楽)や、ラジオ再生時に音程を変えずに早聞き、遅聞きができる「再生速度調整」機能、「おやすみタイマー」、「おめざめタイマー」なども備えている。

　7.7cm径のスピーカーを2基搭載し、最大出力は0.9W×2ch。ステレオミニのヘッドフォン出力、マイク/外部入力、AMループアンテナ端子、USB(ミニB)を備えている。消費電力は8W。ACアダプタに加え、単2電池6本でも動作可能。最大外形寸法は、約280×149×179mm(幅×奥行き×高さ)、電池を含まない重量は1,570g。