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Amazon、音質強化したFire TV搭載ディスプレイ「Echo Show 15(第2世代)」

「Echo Show 15(第2世代)」

Amazonは、前モデルからサウンドやカメラ性能、マイク性能などを強化した15.6型のスマートディスプレイ「Echo Show 15(第2世代)」を、11月21日に発売した。価格は47,980円。プレミアム角度調整機能付きスタンドも12,980円で発売する。

Echo ShowにFire TV機能を搭載した、壁掛け可能なスマートディスプレイ。2022年に発売した第1世代のユーザーは、ほかのEcho Showデバイスユーザーと比べて、世界で毎月7倍以上も動画コンテンツを視聴するなど、デジタルコンテンツのストリーミングにEcho Show 15を活用しているという。

一方で、第1世代ユーザーからは音楽やエンタメを楽しむための音質強化やその他の機能改善を要望されていたといい、そういった声に応えたのがEcho Show 15(第2世代)となる。

音質面では2インチウーファー×2基と0.6インチツイーター×2基を搭載。よりクリアな音声、2倍に強化された低音で迫力あるサウンドを楽しめるという。

本体上部中央には3.3倍ズームに対応する自動フレーミング機能付き1,300万画素カメラを搭載。広視野角で撮影範囲が前モデルから2倍位上に広がった。ノイズ低減技術も搭載し、ビデオ通話や外出先から家族やペットの様子を確認する際の使い勝手も向上している。

スマートホーム連携機能も強化し、Wi-Fi、Thread、Zigbeeをサポートするほか、Matterコントローラーとしても利用可能となっている。またEchoシリーズとして初めてWi-Fi 6Eに対応し、より高速な通信を実現した。

Fire TV機能を搭載し、Prime Videoなどを楽しめる

Fire TV機能を搭載しており、さまざまな動画配信サービスを利用可能。Fire TV機能のウィジェットも拡大され、お気に入りのコンテンツやPrime Video、Netflix、YouTube、U-NEXT、TVerなどをワンタップで操作できるほか、ユーザーにおすすめの動画コンテンツも表示する。

「再生中のメディア」機能も強化され、再生中のPrime Videoの動画や音楽を別のEcho Showデバイスに切り替えて再生可能。リニューアルされたミュージックハブでは、お気に入りの音楽、ポッドキャストなどのコンテンツを1つの画面で簡単に表示できる。

他のEchoスピーカーとのグループ化についても、Alexaアプリ上で設定する必要はなく、Echo Show 15(第2世代)のディスプレイをタップするだけで操作が行なえる。

ホーム画面は家族にあわせてカスタマイズ可能で、好みのウィジェットを使ってやることリストやカレンダー、買い物リスト、Fire TV機能、音楽、スマートホームのお気に入り、天気などをホーム画面に表示可能。

ディスプレイ解像度は1,920×1,080ドットで横向き、縦向きのどちらでも使用可能。フォトフレームとして使うこともできる。製品には、Fire TV機能を簡単に操作できるAlexa対応音声認識リモコンも同梱される。

外形寸法は408×36×257mm(幅×奥行き×高さ)、重さは2.3kg。電源アダプタやケーブル、壁掛け用マウントなども付属する。

同時発売のプレミアム角度調整機能付きスタンドは、Echo Show 15を柔軟に配置できるように設計されたもので、横置き、左右360度回転、前後30度傾斜、微調整されたヒンジにより、快適な視聴位置にEcho Show 15を固定できる。本体は陽極酸化アルミニウム製で、Echo Show 15(第1世代)でも利用可能。