2013年3月のレコード生産実績は金額、数量とも2ケタのプラスに

　日本レコード協会(RIAJ)は23日、2013年3月度のレコード生産実績を発表。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比118%の2,593万枚・巻、金額が同112%の290億円で、共にプラスとなった。また、オーディオレコード、音楽ビデオ、音楽ソフトのそれぞれの数量、金額も前年同月比を上回っており、これら全ての項目が前年同月比プラスとなるのは2012年11月以来、4カ月ぶりとなる。

　同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比99%の399万8,000枚、12cm CDアルバムは同136%の1,497万1,000枚、アナログディスクが1万3,000枚(同310%)、カセットテープは15万2,000巻(同72%)。

　SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、前年同月比37%の3万枚。「音楽ビデオ」に含まれるBDは数量が前年同月比250%の63万5,000枚、金額は同219%の21億400万円。音楽ビデオDVDは、前年同月比96%の612万4,000枚、金額が同97%の70億1,600万円。音楽ビデオの生産額は前年比112%で、9カ月連続プラスとなった。