中身はおっさんのテディベア「テッド」BD化

テッド 俺のモコモコ スペシャルBOX

　ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントは、中身は中年男性のテディベアが活躍する映画「テッド」を7月24日にBlu-ray/DVD化する。価格は、テッドのオリジナルぬいぐるみが付属するBD+DVD+デジタルコピー版「テッド 俺のモコモコ スペシャルBOX」(限定生産)が6,699円。BD+デジタルコピー版が3,800円、DVD単品版が2,480円。

　BD+DVD+デジタルコピー版、および「俺のモコモコ スペシャルBOX」に収録される本編BDには、特典映像を収録。未公開シーン、NGシーン、「テディベアの乱闘」、別バージョン、メイキング・オブ・テッドを収めている。また、オーディオコメンタリも収めており、監督やスタッフ、出演のマーク・ウォールバーグも参加する。DVDに特典は収録しない。

　「俺のモコモコ スペシャルBOX」に付属するぬいぐるみは、伸長約15cmで、日本オリジナルのテッドになるという。

あらすじ

テッド 俺のモコモコ スペシャルBOX

　'85年のクリスマス。8歳の男の子ジョン・ベネットは、両親からテディベアのぬいぐるみをプレゼントされる。友達が1人もいないジョンは、ぬいぐるみをテッドと名づけて片時も離さずにいた。そしてジョンが「テッドが本当にしゃべってくれたらいいのに……」と星に願いをかけたところ、テッドに命が宿り、「僕をハグして!」と、しゃべりかけてきたのだ。こうして、ジョンとテッドは、いつまでも仲良く一緒に暮らしたのだった……。

　それから27年。ジョンとテッドは今も一緒にいた。35歳になったジョンはレンタカー店員としてうだつの上がらない日々を送っている。テッドは、見かけだけは愛くるしいぬいぐるみのままだったが、中身はまったく可愛くないキャラに変貌。一時は“生きたテディベア”として全米メディアのスターとなったが、今ではすっかり世間から忘れ去られ、口から出るのは愚痴と皮肉と毒舌ばかり。一日中、居間のソファでマリファナを吸っている。

　そんな時、ジョンは人生二度目の奇跡に遭遇。超イケてる彼女ロリーをゲットしたのだ。だが、彼女はジョンがいつまでもテッドと自堕落な生活を続けているのが気に入らない。悩んだ末、ジョンはロリーとの将来を選び、テッドと別れて彼女と暮らす事を決意する。そこで、テッドはスーパーマーケットに就職するのだが……。

　外観は可愛らしいぬいぐるみだが、中身は中年男性というテッドのキャラクターが話題となり、日本での観客動員300万人、興行収入42億円を記録した。なお、テッドの日本語吹替えは、毒舌お笑いタレント・有吉弘行が担当している。