東芝、CELL REGZAが映らなくなる問題でサーバー/放送波アップデート実施

CELL REGZA 55X1

　東芝は、液晶テレビCELL REGZAのX1/X2/XE2シリーズで映像が映らなくなる問題において、対策ソフトウェアのダウンロードをインターネット/放送波経由で行なうと発表した。インターネット経由のサーバーダウンロードは10月21日から、放送波ダウンロードは10月23日から順次開始する。

　この問題は、2009年発売のCELL REGZA 55X1と、2010年発売の55X2、55XE2、46XE2の4モデルに発生しているもの。10月1日以降、対象機種の一部においてBS/110度CSデジタル放送を受信すると不具合が発生し、映像が映らなくなる問題が起きている。対象台数は約1万台。

　既報の通り、4日付でユーザーが修復ツールをパソコンにダウンロードし、USBメモリにコピーしてCELL REGZAのソフトウェア書き換えを行なう方法や、USBメモリを請求するなどの対応策も案内されていたが、新たに地上/BSデジタル放送波とサーバーからのダウンロードスケジュールも発表。ダウンロード方法の詳細は同社サイトの告知ページで案内している。

　なお、既に映像が映らなくなる不具合が発生している場合は、ソフトウェアダウンロードの実施前に、訪問修理または修復ツールで不具合現象を解消しておく必要がある。また、サーバーダウンロードの場合は、「タイムシフトマシン」の録画を一時停止させることが必要。