3月のビデオソフト売上は比較的高い実績も、前年同月を下回る。JVA発表

　日本映像ソフト協会(JVA)は13日、2014年3月度のビデオソフト売上速報を発表。ソフト全体の売上金額は、前年同月比94%の233億1,900万円、売上本数は同98.4%の739万6,000枚で、「比較的高い実績となったが、前年同月の実績が2013年で2番目に高い実績であったため、前年同月比では金額・枚数とも下回った」と説明した。

　2014年3月のBDビデオ全体の売上金額は前年同月比102.9%の84億1,600万円で、数量は同98.9%の152万1,000枚。ビデオソフト全体におけるBDの金額構成比は36.1%で、数量の構成比は20.6%。

　BDビデオの内訳は、販売用の売上額が前年同月比102.8%の81億3,100万円、数量は同100.7%の139万7,000枚。レンタル店用は売上額が同104.6%の2億8,100万円、数量が同82.7%の12万3,000枚。

　DVDビデオ全体の売上額は前年同月比89.7%の149億300万円。数量は同98.3%の587万5,000枚。DVDビデオの内訳を見ると、販売用DVDは前年同月比86.7%の96億2,700万円、数量は同100.6%の357万枚となった。レンタル店用は売上額が同95.2%の51億5,800万円、数量は同94%の227万枚。

　2014年3月度の新作BDビデオは販売用が前年同月比111.3%の314タイトル、レンタルは同58.6%の34タイトル。新作DVDは販売用が同102.1%の588タイトル、レンタルは同90.5%の640タイトルとなっている。