英Mission、27,000円のブックシェルフ型などスピーカー15機種。ラックスマンが取扱

　ラックスマンは、日本国内での取り扱いを開始した英国のスピーカーブランド・Mission(ミッション)の製品ラインナップを発表。SXとMXの2シリーズ、15機種を10月1日から発売する。SXリーズは再生能力とデザインを追求、最上位のフロア型「SX-5」はペアで36万円。MXは価格を抑えたシリーズで、最上位のフロア型「MX-6」はペアで155,000円となる。

SXシリーズ

　どちらのシリーズも、Missionの主幹音響デザイナー、ピーター・コモー氏がデザイン。音響特性とインテリア性を追求したSXシリーズは、「SX-1」、「SX-2」のブックシェルフ2機種、「SX-5」などフロア型3機種、センター「SX-C1」1機種。さらにスタンドも1機種用意する。

MXシリーズ

　Missionがこだわるブリティッシュサウンドを「誰にでも手の届く価格で」というコンセプトのMXシリーズは、「MX-1」、「MX-2」などブックシェルフ3機種、「MX-6」などフロア型4機種、「MX-C1」、「MX-C2」のセンター2機種。価格は以下のとおり。

　主要製品は9月23日～25日に東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催される「東京インターナショナルオーディオショウ2014」のラックスマンブースで披露される。

ツイータ位置を下げたSXシリーズ

　SXシリーズの特徴は、ツイータをウーファやミッドレンジの下部に配置する「インバーテッド・ドライバー・ジオメトリー方式」。ツイータにはチタンドーム、ウーファやミッドレンジにはアルミコーンを使っている。

SXシリーズ。左からSX-1、SX-2、SX-3、SX-4

　エンクロージャはラウンド加工されており、突板仕上げ。アルミダイキャストフレームを用いて、ドライバを正確な位置に配置。クロスオーバーネットワークには、「パーフェクトフェーズ」技術が投入されている。スピーカーターミナルはバイワイヤリング対応。

　ブックシェルフ型向けのスタンド「79 Stand」も用意。天板のサイズは170×270mm(幅×奥行き)。外形寸法は290×365×570mm(同)。

左からSX-5、SX-C1、79 Stand

グリルがエンクロージャの一部となったMXシリーズ

　「小さな子供がいる家庭でも、スピーカーグリルを付けたままリビングで安心して音楽が聴ける環境を想定した」というシリーズ。グリルをエンクロージャの一部としてデザインしているのが特徴。

　さらに、ウェーブガイドを活用し、高音域、中音域のユニットを正確に融合させている。ユニットの配置はSXシリーズと同じ、「インバーテッド・ドライバー・ジオメトリー方式」。

左からMX-S、MX-1、MX-2

左からMX-3、MX-4、MX-5、MX-6

左からMX-C1、MX-C2

　【SXシリーズ:ブックシェルフ/センター型】

　【SXシリーズ:フロア型】

　【MXシリーズ:ブックシェルフ型】

　【MXシリーズ:フロア型】