8月のビデオソフト売上は前年同月並みの100.7%。JVA発表

　日本映像ソフト協会(JVA)は7日、2014年8月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は、前年同月比100.7%の168億2,700万円、売上本数は同95.9%の589万8,000枚となった。

　2014年8月のBDビデオ全体の売上金額は前年同月比93.7%の59億9,500万円で、数量は同101%の145万2,000枚。ビデオソフト全体におけるBDの金額構成比は35.6%で、数量の構成比は24.6%。

　BDビデオの内訳は、販売用の売上額が前年同月比92.4%の55億7,100万円、数量は同100.7%の129万8,000枚。JVAではBD販売金額が前年割れの理由を、「前年同月にアニメーションの高額ボックス商品が目立ったのに対し、当月は高額商品というより毎月のアニメシリーズ作品が主だったため」と分析している。レンタル店用は売上額が同117%の4億2,000万円、数量が同105.5%の15万3,000枚。

　DVDビデオ全体の売上額は前年同月比105%の108億3,200万円。数量は同94.4%の444万6,000枚。DVDの販売用は邦楽作品が好調で、金額が前年同月比115.8%の61億6,200万円と伸長した。数量は同101.7%の216万枚。レンタル店用は売上額が同93.7%の46億800万円、数量は同90.5%の227万1,000枚。

　2014年8月度の新作BDビデオは、販売用が前年同月比87.9%の210タイトル、レンタルは同164.7%の28タイトル。新作DVDは販売用が同98.1%の473タイトル、レンタルは同92.9%の497タイトルとなっている。