4K/30p出力対応のUSB 3.0-DisplayPortアダプタ。直販1万円

　サンワサプライは、4K/30p出力に対応したUSB 3.0-DisplayPort変換アダプタ「500-KC009DP」を29日より発売した。直販サイトのサンワダイレクト限定販売となっており、価格は1万円。対応OSはWindows 7/8/8.1。

　PCのUSB 3.0から出力した映像を、DisplayPort装備のテレビや液晶ディスプレイで表示できるアダプタ。4K(3,840×2,160ドット)/30pまでの映像に対応し、4K映像の外部ディスプレイ出力に対応していないPCからでも、USBから4K映像を出力できる。フルHD(1,920×1,080ドット)や1,920×1,200ドット/60Hzに対応するが、WQXGA(2,560×1,600ドット)などは非対応。また、HDCPなどのコンテンツ保護規格にも対応しない。

　複数のディスプレイを1つの大画面として利用する「拡張モード」と、PC画面と同画面を出力する「複製モード」を選択できる。また、オーディオケーブルを接続し、テレビやスピーカーを備えたディスプレイへの音声出力にも対応。

　1,920×1,080ドット以下の映像を出力する場合、1台のPCに最大6台まで同時接続可能。1台のPCから複数のディスプレイに映像を出力できる。1,920×1,200ドット以上の場合は、PC1台につき1出力のみ。コントローラはDisplayLinkのDL-5500を採用している。

　USBバスパワーで動作。外形寸法は、44×75.5×14mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約34g。ドライバCD-ROMや60cmのUSBケーブルが付属する。