ラトック、4K出力対応のUSB 3.0-DisplayPortアダプタ

　ラトックシステムは、PCからUSB出力した映像をDisplayPort対応ディスプレイで表示する「4K対応 USB3.0ディスプレイアダプター」(REX-USB3DP-4K)を2月上旬に発売する。価格は14,200円。対応OSはWindows 7/8/8.1。

REX-USB3DP-4K

　PCのUSBから出力した映像を、DisplayPort装備のテレビや液晶ディスプレイで表示できるアダプタ。4K(3,840×2,160ドット)/30pまでの映像に対応し、4K映像の外部ディスプレイ出力に対応していないPCからでも、USBから4K映像を出力できる。WQXGA(2,560×1,600ドット)やWQHD(2,560×1,440ドット)、フルHD(1,920×1,080ドット)などの解像度にも対応。1,920×1,200ドット以上の出力にはUSB 3.0接続が必要となる。テレビやスピーカーを備えたディスプレイに接続した場合、音声も出力できる。HDCPやCOPPなどのコンテンツ保護規格には対応していない。

　1,920×1,080ドット以下の映像を出力する場合、1台のPCに最大6台まで同時接続可能。1台のPCから複数のディスプレイに映像を出力できる。1,920×1,200ドット以上の場合は、PC1台につき1出力のみ。コントローラはDisplayLinkのDL-5500を採用している。

　複数のディスプレイへの出力時には、全てのディスプレイに同じ画面を表示する「複製モード」と、複数のディスプレイを１つの大画面として使える「拡張モード」が選択可能。「マルチディスプレイユーティリティ」ソフトも付属し、ディスプレイごとの壁紙設定や番号確認、ウィンドウサイズの補正、マウスポインタを別のディスプレイに移すホットキーの設定などが行なえる。

　USBバスパワーで動作。PCの電源を入れたまま、ディスプレイの接続・取り外しが可能なホットプラグに対応する。外形寸法は、44×75.5×13.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約35g。USB 3.0ケーブル(60cm)が付属。DisplayPortケーブルは別売となる。