「アーロと少年」7月6日にBlu-ray化。弱虫な恐竜とたくましい少年の冒険

アーロと少年 MovieNEX
(C)2016 Disney/Pixar

　ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンは、ディズニー/ピクサーのアドベンチャー作品「アーロと少年」を7月6日にBlu-ray、DVD化する。BD+DVDがセットになっているほか、本編のデジタルコピーをパソコンやスマートフォン/タブレットなどから鑑賞でき、特別映像もオンラインで配信する「MovieNEX」仕様での発売となる。価格は4,000円。

　オンラインのMovieNEXワールドでは3D版BDの単品版が購入可能。また、Amazon.co.jpでは、MovieNEXに3D BDを追加したバージョンもラインナップしている。

　恐竜達が絶滅せずに進化し、文明と言葉を持った世界で、身体は大きいのに弱虫な恐竜アーロと、小さくてもたくましい少年スポットの友情を描いた作品。監督は「カールじいさんの空飛ぶ家」と同時上映された短編「晴れ ときどき くもり」で監督デビューしたピーター・ソーン。ピクサー史上最年少の監督として抜擢された。脚本は、「インサイド・ヘッド」で共同脚本をつとめたメグ・レフォーヴ。

　BDには特典として、「ボクのスーパーチーム」、「アーロ vs. リアル恐竜」、「リサイクル恐竜コンテスト」、製作の舞台裏、「愛すべきキャラクターたち」、「ティラノ一家の原点」、未公開シーン、音声解説、ミニミニクリップ集などを収録。一部はDVDにも収録する。

　オンラインのMovieNEXワールドでは、限定映像や未公開シーンも楽しめるほか、講談社「ディズニーファン」誌掲載の「アーロと少年」特集記事ページなどもコンテンツとして用意する。

あらすじ

　今から6500万年前、地球に巨大な隕石が接近。しかし、隕石はわずかにそれて、地球に衝突しなかった。

　ある日、山のふもとで農場を営むアパトサウルスの夫婦に、子供が生まれた。最初に卵の空を破って出てきたのは元気な女の子リビー。続いて、やんちゃな男の子バック。最後に残ったとびきり大きな卵から出てきたのは、小さくて臆病なアーロ。子供たちはすくすくと成長するも、怖がりのアーロは鳥に餌をやることさえできず、兄姉にからかわれてばかり。

(C)2016 Disney/Pixar

　そんなアーロがパパから与えられた新しい仕事は、大切な食糧を盗む“生き物”を捕まえること。やる気いっぱいのアーロだったが、ワナにかかったのは人間の少年だった。その初めて出会う人間に驚きながらも、情をかけて逃がしてしまう。

　そんな弱虫で、父親に甘えてばかりだったアーロは、激しい嵐で最愛の父親を亡くし、川に流されて見知らぬ土地で目覚める。迷子のアーロを救ってくれたのは食糧を盗んでいた“生き物”、人間の少年スポットだった……。