注目ブルーレイピックアップ

　東京タワー完成間近の昭和33年。C62蒸気機関車に乗って青森から集団就職で上京してきた六子は、夕日町三丁目にある小さくて古臭い下町工場の鈴木オートに連れてこられ、大企業に就職できるという期待を見事に裏切られて内心がっかりしていた。一方、その鈴木オートの向かいにある駄菓子屋「茶川商店」の店主でもある茶川竜之介は、売れない三文文士として細々と生計を立てていた。ところが茶川は、居酒屋「やまふじ」の美人店主である石崎ヒロミから見ず知らずの子ども、古行淳之介を酔った勢いで預かってしまった。帰すに帰せず、二人の共同生活が始まって･･････。

　日本アカデミー賞やブルーリボン賞などを受賞した国民的映画が、2012年初春の「ALWAYS 三丁目の夕日'64」公開に合わせて、デジタルリマスターを経てBD化。また本作のラストシーンから4カ月後、昭和34年春が舞台となる「ALWAYS 続・三丁目の夕日」も同日にBD化。監督・脚本・VFXは全て、山崎貴氏が担当。

　特典映像に「山崎監督インタビューバージョン」と「映画館泣き笑い音声」の2種類のオーディオコメンタリーや「劇場予告編&テレビスポット」、「ALWAYS 三丁目の夕日'64」予告編を収録する。

　アメリカ南西部、ヴィクトリア湖畔は春シーズン恒例のイベントで大盛況。ビキニ姿の女性と、彼女たちを取り巻く男たちもすっかり興奮状態。一方、ビーチの監視を行なっている婦人警官のジュリー・フォレスターは、イベントでハメをはずす者が出てトラブルを起こさないよう警戒しながらもうんざりしている最中だった。

　そんな中、湖底で大規模な海底地震による地割れが発生。その裂け目から湧き出てきたのは、太古の昔に絶滅したはずの凶暴なピラニアの大群だった。飢えたモンスターたちの餌食になっていく人々の増加を止めるにはビーチを閉鎖するしかないが、予定通り開催された“ウエット・Tシャツ・コンテスト”で客たちはテンションを上げて脱いだり踊ったり……そしてピラニアたちの魔の手は、ジュリーの息子・ジェイクにも迫ってきた。果たしてジュリーは愛する息子を助け出し、町に平穏を取り戻せるのか!?

　1978年公開の『ピラニア』をアレクサンドル・アジャ監督が3D映画としてリメイクした海洋ホラー作品。初回プレス分の限定特典として特製スリーブケース仕様になっており、ディスクは3D版と2D版を収録した2枚組。特典映像として「コンプリートメイキング集」、「未公開シーン集」、2012年北米公開予定の「ピラニア3DD 予告編」などを収録している。

　カーレースの頂点と謳われた「F1」を凌駕する最高峰のレースが誕生、その名は「サイバーフォーミュラ」。瞬く間にモータースポーツの頂点に君臨し、多くの熱狂的なファンを生み出したこのサイバーフォーミュラに、偶然の出来事がきっかけでデビューすることになった少年・風見ハヤト。彼は恐るべき超高速スピードや過酷なレース状況に対応できるよう最先端技術を詰め込んだマシンを駆って、幾多の挫折と敗北を乗り越えて史上最年少のチャンピオンとしてGPX史上に輝かしいレコードを刻んでいく……。

　'91年放送のTVアニメシリーズ全37話をHDリマスターで収めた本編ディスク7枚と、特典ディスク1枚を収録。また特典映像として36話と37話のサイドバイサイド方式3D映像版、総集編の「グラフィティ」などを収録。ジャケットイラストはキャラクターデザイン担当の吉松孝博氏による描き下ろし。

　迫力のあるカー・アクションシーンを福田己津央監督が、流麗なシルエットや凝った設定をもつサイバーマシン群のデザインを河森正治氏が担当。声の出演は、金丸淳一、三石琴乃、小野健一、菅生修、速水奨、冬馬由美ほか。

　ビートルズのリードギタリストであり、解散後はソロとして活動したジョージ・ハリスンの没後10年を記念して制作された音楽ドキュメンタリー。貴重な未公開映像や未公開写真、未発表音源も交えながら、17歳でビートルズに加わり、富と名声を手にした少年時代から晩年までの58年の人生の軌跡を、ポール・マッカートニーら盟友たちの語りと共に描く。監督を映画「ディパーテッド」で第79回アカデミー賞監督賞・作品賞を受賞したマーティン・スコセッシが務めた。

　インタビュー出演はエリック・クラプトン、テリー・ギリアム、エリック・アイドル、ジョージ・マーティン、ポール・マッカートニー、オノ・ヨーコ、トム・ペティ、フィル・スペクター、リンゴ・スター、ジャッキー・スチュワート他。

　初回版はアウターケース仕様。映像特典としてダニー・ハリスン、ジョージ・マーティン、ジャイルズ・マーティンによる『ヒア・カムズ・ザ・サン』サウンド分析や、「ディスピュート＆ヴァイオレンス」（ラヴィ・シャンカール・ファミリー・アンド・フレンズフィーチャリングジョージ・ハリソン/ 1974年北米ツアーより）、ポール・マッカートニーやジェフ・リン、デイモン・ヒルのインタビューを収録する。