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第31回:2001楽器フェアに見るDTM最新動向 Part2


~ ソフトウェア編:エディロール、ヤマハの新製品群 ~



 Digital Audio Laboratoryは原則的に月曜日掲載の週刊連載だが、楽器フェアのレポートが1回で書ききれなかったため、今週だけ特別に2回に分けて書くことになった。Part1では、主にハードウェアを中心とした新製品紹介であったが、今回のPart2では前回の予告どおりソフトウェアについてレポートする。

 Part1でも少し書いたが、今回の楽器フェアへに行った理由の1つに、この会場でローランドがプレス向けの新製品発表会を行なうというのがあった。その時点で、GSとXGの乗り入れ製品が出るらしいという噂はある程度聞いていたが、それ以外の情報はほとんど持っていなかった。

 ただ、次は気合いの入ったソフトシンセを出すらしいという情報は、これまでローランド、エディロールの方々と話をしている中で時々聞いていた。では、それがどんなものなのだろうか?、と期待して発表会に臨んだ。

 そのローランドの発表会では、EDIROL、Roland、BOSSの3ブランドそれぞれで数多くの新製品を発表し、かなり分厚い資料をもらって正直驚いた。

 EDIROLにおいては、9月に数多くのハードウェア新製品の発表をしたばかりであり、それから1カ月程度しかたっていないのに、今度はソフトウェア新製品群をたくさん出してきた。

 新製品は、予想通りの強力なソフトシンセ2つと、シーケンスソフトであるCakewalkのラインナップ3種類が中心。

シンセモジュール「SH-32」 「XV-5050」はXV-5080の小型版

 また、Rolandブランドでも「SH-32」というアナログライクなシンセモジュールを55,000円という低価格でリリースしたり、いま話題の音源モジュール「XV-5080」をコンパクトにし93,000円という低価格に設定した「XV-5050」を発表するなど、かなりワクワクできる製品がいっぱい。

 残念ながらRoland、BOSSブランドのハードウェアについては、まだしっかりチェックできていないので、詳細は別の機会に紹介するが、今回はソフトを中心にレポートする。

 また、一方のヤマハは、何の前触れもなく新たなシーケンスソフトをこの会場で発表し、さらに驚いた。最初見かけたときは、私がこれまでの情報を見逃していたのかと焦ったが、実は参考出品という形で初のお披露目だった。


■ DXi、VSTインストゥルメントに対応したソフトシンセ2種類が登場

 ローランドの発表会で、まず最初に登場したのがEDIROL製品群。なかでも特に目新しいものとして登場したのがソフトシンセ2種類である。

 同社が「電子楽器メーカーが、楽器としての魅力を徹底的に追求したプラグイン・ソフトウェア・シンセサイザ」という今回のソフトシンセには、「HQ(High Quality)ソフトウェア・シンセサイザ」とシリーズタイトルがつけられているとおり、これまでのローランドのソフトシンセとは路線の異なるハイエンド向けのもの。

 これまでローランドは「VSC(バーチャル・サウンド・キャンバス)シリーズ」というDTM向けソフトシンセを出してきており、ソフトシンセ市場においては、かなり長い歴史を持っている。しかし、これまでの位置付けは、ハードウェアの「SCシリーズ」のエントリーモデルであり、あくまでも裾野を広げるのが目的の製品に過ぎなかった。

 しかし、世の中はここ2年ほどで状況が大きく変わった。NativeInstrumentsが往年の名機である「Prophet-5」のエミュレータである「Pro-5」、「Pro-52」というソフトシンセをリリースしたり、PropellerHeadが「ReBirth」というローランドのビンテージシンセ、ビンテージドラムマシンを再現させた「Reason」という非常にマニアックなソフトシンセを出し、さらにはGigaSamplerやSampleTank、Halionといった強力なサンプラーも登場。

 ハードウェアよりもソフトウェアのシンセのほうが高機能、高音質で、かつ低価格というのがトレンドになってきたのである。そして、ローランドもこうした流れには逆らえず、今度は自ら強力なソフトシンセを出してきたのだ。

 具体的には以下の2製品。

 ともにDXi、VSTインストゥルメント対応のプラグイン形ソフトシンセであり、価格を見ても、オマケソフト的なものではないことがわかる。また、各1枚のCD-ROMで提供されるが、Windows、Macintoshの双方で使えるハイブリッド仕様となっている。

「Hyper Canvas」メイン画面

 順に見ていくと、まず「Hyper Canvas」はGM2に対応したソフトシンセで、256音色、9ドラムセットが内蔵されるとともに、最大同時発音数128というスペック。これだけを見ると、従来のVSCと大きく違わないように思えるが、今回β版をお借りして、試してみたところ出音を聞くと明らかに違う。

 まさにハードウェアのSCシリーズと同じか、それ以上の音になっている。また、GM2対応の音源であることからもオールマイティーな音源になっていることがわかる。

 ちなみに、これはGM2ではあるが、GS対応とはなっていない。もちろんXGにも対応していないが、こうした点からも今後GM2へ集約させていくという考えが垣間見える。

 さて、実際に起動させるとメイン画面は16チャンネルのミキサーとなっており、ここで音量バランス、パンなどの設定ができるほか、音色のエディット画面で各パラメータが調整できる。また、リズム画面でも各種設定ができ、内蔵されているリバーブ、コーラス、ディレイに関する設定画面も用意されている。

音色エディット コーラス、リバーブといったエフェクトも設定できる

「Super Quartet」のメインウィンドウ

 もう一方の「Super Quartet」は、GM2ではなく、コンテンポラリー・サウンドの4楽器にターゲットを絞り込んだソフトシンセになっている。その4楽器とは、ピアノ、ギター、ベース、ドラム。ピアノは28音色、ギター28音色、ベース11音色、ドラム3種類と、4つの楽器に対して、さまざまなアプローチを行なっている。

 画面を見てみるとわかるが、Super Quartetは完全にモジュール化されたシステムから成り立っており、各モジュールをラックにマウントする感覚で扱えるようになっている。4つの楽器はそれぞれ別のラックとなり、下部の4つ配置されているほか、上部にはマスターモジュール、リバーブ、コーラスの各エフェクトモジュールが置かれている。

 また、ピアノモジュールを拡張表示させると下に各パラメータのエディット画面が出てきて音色が調整でき、ギターモジュールやベースモジュール、ドラムモジュールでも同様なエディットが可能。

ピアノの音色エディットメニュー

 さて、気になるサウンドのほうだが、これが非常にいい。とくにアコースティック系のサウンドがクリアでかつ、リアルであり、ジャズなどを演奏させるとその良さを実感できる。もちろん、これはPCMレコーディングしたウェーブテーブルシンセではあるが、ハードウェア音源でも、ここまでターゲットを絞り込み、いいサウンドを出す製品はあまりないように思う。

 また、DXiなら「Cakewalk SONAR」、VSTなら「CubaseVST」などといっしょに利用することになるが、こうしたシーケンスソフトを経由させれば外部のキーボードなどからリアルタイムにSuper Quartetを演奏できる。まさにPCを楽器として利用することも可能だ。

 このようなリアルな音を出す背景には、当然音色の作りこみがあった。ピアノだけを見ても、細かく音階を分けてステレオ・サンプリングがされ、4段階のベロシティーごとに別のサウンドがサンプリングされている。計70音色しかないのに、HDDにインストールされるサンプリングデータは34.1MBもあり、そのすごさが実感できる。

 従来のDTM音源などとは明らかに違う、このハイクォリティーサウンドは、使ってみる価値が十分にある。

【主な仕様】
 Hyper CanvasSuper Quartet
パート数16
同時発音数128
内部演算精度32ビット浮動小数点
プリセット音色数256音色+9ドラム・セット
(GM2互換)
ピアノ28音色
ギター28音色
ベース11音色
ドラム3セット
ユーザー音色数512音色+128ドラム・セットピアノ128音色
ギター128音色
ベース128音色
ドラム128セット
エフェクトリバーブ、コーラス、ディレイ
対応サンプリング周波数44.1/48/96kHz
対応プラグイン形式DirectXインストゥルメント(DXi)
VSTインストゥルメント(VST2.0)
※IntelのSSE命令、AMDのエンハンスト3DNow!テクノロジ、MotorolaのAltiVecに対応。
※VSTインストゥルメント版は、システム・エクスクルーシブ・メッセージを扱うことはできない。

□ローランドのホームページ
http://www.roland.co.jp/
□「HyperCanvas」の製品情報
http://www.roland.co.jp/products/dtm/HQ.html
□「SuperQuartet」の製品情報
http://www.roland.co.jp/products/dtm/HQ.html#QT


■ Cakewalkシリーズが3種類追加された

 今回ソフトシンセと同時にリリースされることになったのが「Cakewalkシリーズ」3ソフト。以前も紹介したように、Cakewalkシリーズの最高峰には「Cakewalk SONAR」というソフトがあり、すでにリリースされている。今回登場したのは、その下位に位置する3つのラインナップだ。

 上位から並べると、以下のようになる。

 それぞれのスペックの違いについての詳細はすでにEDIROLの製品紹介ページにアップされているので、そちらをご覧いただきたい。SONARと比較した簡単な違いを述べると、まず「Home Studio 2002」は、SONARのMIDI&オーディオのシーケンス機能、エディット機能やエフェクト、ソフトシンセ機能などはほぼすべてそのまま残しつつ、使える数の制限をしたというもの。

 具体的には最終出力はステレオ2chのみでパラ出力を制限していたり、同時に使えるエフェクト数を16までとしている。そのほかには、外部のシーケンサなどと同期させる際、Home Studio 2002はマスターとしてのみ使え、スレーブになれないといった程度である。

 また、一番下に位置付けられる、「今日からはじめるパソコン・ミュージック」は、その名の通りの初心者用のソフト。それでもMIDI、オーディオともトラック数は無制限であり、6種類のDirectXプラグインエフェクトを装備するとともに、GM2/GSに対応したソフトシンセVSC-DXiが同梱されているなど、なかなか強力なもの。しかも、初心者に難しい、バスやAUXなどのルーティング機能が省かれているので、非常にわかりやすくなっている。

 さて、こうした機能の違いによって製品パッケージと価格設定をした新Cakewalkシリーズだが、その中でやや異色な存在が「Cakewalk PLASMA」だ。

注目の「Cakewalk PLASMA」。右の画像はループ素材の編集画面

 これは価格的にみると、Home Studio 2002と今日からはじめるパソコン・ミュージックの中間にあるが、単にその間のスペックのソフトというわけではない。

 実はSonic Foundryのループベースシーケンサ「ACID」にターゲットを絞り込んだ戦略製品であり、SONARにはなかった2つの機能が盛り込まれている。

 この2つの機能を説明する前に、ループベースシーケンサに関して簡単に紹介すると、4小節分とか8小節分といった短いフレーズの素材を並べていくだけで誰でも簡単に曲が作れてしまうというもの。まさに、ACIDが開拓した新しい音楽制作手法ともいえるのだが、はじめて触ると大きな驚きがあるだろう。

 テンポも音程も異なる複数のWAVファイルを張りつけるだけで、すべてテンポ、音程が揃ってしまい、いっしょに演奏できる。もちろん、後からテンポや音程を変更することも可能で、その際に必要と思われる複雑な計算もリアルタイムにしてくれるため、ユーザーは何も考えずにテンポを操作するだけでOK。

 この機能はすでにSONARで実現されていたが、PLASMAはほかの機能を多少削りながら、ループベースシーケンサの機能を強調させた製品となっている。

 では、その追加された機能についてだが、1つはプラズマFXパッドという機能。DirectXプラグインとして用意されているこのモジュールは、ジョイスティックやマウスでコントロール可能なXYパッド。

 これを使用してプラズマが内蔵しているさまざまなエフェクトのパラメータをパッドのX軸、Y軸にアサインし、ジョイスティックなどを使って動かすことができる。直感的で自由な操作をミキシングに活用したり、リアルタイムで音色変化を楽しむことが可能になる。

タッチパッドなどで制御できる「プラズマFXパッド」 Fruity Loops Express

 もう1つの特徴は、Cakewalk PLASMAとはまったく別に「Fruity Loops Express」というソフトが同梱されていること(Home Studio 2にも入っている)。これはヨーロッパを中心に人気を呼んでいるソフトで、さまざまなドラム・キット、オーディオ・サンプルやドラム・パターンをそのまま、あるいは加工して、オリジナル・ループを制作することができる。つまり、これを使ってWAVファイルを作り、PLASMAに読み込ませれば、簡単にオリジナル作品ができてしまう。

□「Cakewalk Home Studio 2002」の製品情報
http://www.roland.co.jp/products/dtm/CW-HS10.html
□「今日からはじめるパソコン・ミュージック」の製品情報
http://www.roland.co.jp/products/dtm/CW-MC2.html
□「Cakewalk PLASMA」の製品情報
http://www.roland.co.jp/products/dtm/CW-PL1.html


■ 24bit/96kHz対応のオーディオ機能を備えたSOL

 こうしたEDIROL製品を待ち構えていたかのような形で、突如登場したのがヤマハの新ソフト「SOL」である。

 SOLは「SEQUENCER OBJECT LINKING」の略であり、ソールと読むそうだが、これはヤマハの完全オリジナルソフト。これまで初級、中級者向けのMIDIシーケンスソフトとして「XGworks」というものを出していたが、それとはまったく別のラインナップとして登場する。

ヤマハの「SOL」 ミキサー部はヤマハのデジタルミキサー「02R」と同じ128chを使用可能

 会場での展示はあくまでも参考出品という形であり、画面デザインや仕様などは今後いろいろと変更になる可能性はあるとのことだが、会場で見る限りかなり完成度の高いレベルに仕上がっていた。

 概要を説明すると、まずこれはオーディオとMIDIを統合したシーケンスソフトである。オーディオ部は24bit/96kHzに対応し、強力なエフェクト機能も多数搭載している。またこのオーディオ部分はMIDIシーケンス部分と完全にシームレスにハンドリングされており、そのトラック数も無制限。

 ここで注目したいのが、やはりヤマハオリジナルということで、音質の部分。とくにミキサー部分はその処理の仕方により、音にも大きな影響を与えるわけだが、SOLではミキシングオートメーションを実現するO2R譲りの128chのオーディオミキサーを搭載している。

 各チャンネルごとに4インサーションエフェクト、4エフェクトセンド、4バスセンド、4AUXセンドが可能というフレキシブルさ。また各エフェクトブロックごとに4インサーションエフェクトを搭載し、かつブロック間センドも可能となっている。

 さらに、各バス、マスターブロックにも4インサーションエフェクトを搭載できる強力なエフェクトブロックが用意されている。

 こうしたエフェクト機能を見る限り、PC上のソフトでありながらも、DSP搭載の高価なデジタルミキサー「02R」の性能を上回っているといっても過言ではないだろう。

 そのエフェクトは、プラグイン形式になっている。予め、リバーブ、コーラス、フランジャー、エコー、クロスディレイ、ディストション、オーバードライブ、アンプシミュレータ、コンプレッサ、3バンドEQ、フェイザー……と数多くのエフェクトが搭載されているので、とりあえずこれで十分ともいえるのだが、気になるのは、どのプラットフォームに対応したプラグイン形式であるのかという点だ。

 最初、会場にいたヤマハの説明員に話を聞いたところ、「これはVSTでもDirectXでもなく、既存のプラグインエフェクトを利用することはできない」といっていた。しかし、よく話を聞いてみると、面白いことがわかってきた。

 実は、SOLのエフェクトのプラグインはDirectX8から実装された「DMO」に対応したプラグインであるようなのだ。まだ、こうしたプラグインエフェクトは数少ないが、Cakewalk SONARに搭載されているプラグインのうち、5つのみはDMO対応のエフェクトとなっている。そして、SONARとSOLの両方をインストールしたマシンの場合、どちらのアプリケーションからもDMO対応エフェクトのみはお互いで利用できる。

 SONARの場合、このDMO対応エフェクトはミキシング・オートメーション、つまり演奏中にエフェクトの設定を動かす制御が可能となっていた。これについてはSOLでも同様だ。

 こうした機能に加え、もう1つSOLで特徴的なのがタイムストレッチとスライサー機能。タイムストレッチとは、オーディオデータを音程を変えずに時間を長くしたり、短くしたりする機能。またスライサー機能とはドラムフレーズなどのデータから、シンバル音とか、スネア音といったものを切り出す機能である。

 ヤマハではこの2つについて、かなり音質に気を配った設計をしており、タイムストレッチについては世界トップレベルのクォリティーであると自信を持っている。前述したPLASMAをはじめCakewalkシリーズ、またACIDでも簡単操作でタイムストレッチが可能となっているが、SOLでは音質重視のため、そうした簡易的な機能ではなく、精密に厳密にタイムストレッチをする機能を搭載したとのことだ。

MOTIFやRS7000譲りのスライサー部

 一方、スライサーについては同社のシンセサイザMOTIFやサンプリング・シーケンサ「RS7000」直系の機能をここに搭載したことで、既存の製品に比べて、非常にハイクォリティーなスライシングを可能にしているという。

 もう1つ特徴的だったのが、SOLではオーディオドライバに従来のMMEやDirectSoundドライバが利用できるほか、ASIOドライバにも対応していること。これによって、現存するさまざまなプロ仕様のオーディオインターフェイスが利用できるわけで、非常にオープンな仕様になっていることがわかる。

 そのほかにもピアノロール、シストウィンドウ、ドラムウィンドウなどMIDIに関する各種編集機能や、MIDI表現付けを支援するオートアーティキュレーション機能、譜面印刷機能などさまざまな機能を盛り込んでいる。

 残念ながら、今回はまだ参考出品とのことで、製品そのものをお借りすることはできなかったが、実際にモノが登場したら、レポートできればと思っている。なお、発売時期は決まっていないが、年内にはリリースしたいとのこと。また価格は「XGworksよりは高いが、SONARよりは安く抑えたい」とのことで、かなり競合意識は持っているようであった。

基本機能トラック数無制限
テンポ4分音符=4~300
SYNCINTERNAL/MIDI/MTC/MMC
ファイルフォーマットSOLネイティブファイル(.sol)
XGworks(.xws 入力のみ)
スタンダードMIDIファイル(format0/1 .mid)
MU SEQ PLAYERファイル(.m2a 出力のみ)
WAVEファイル(.wav)
MP3ファイル(.mp3 出力のみ)
その他MULTI SONG対応
ASIO対応
MIDI機能音符分解能4分音符/960
入力方式リアルタイム/ステップ/ボイスTOスコア
編集ウィンドウリスト/ピアノロール/ドラム/スコア(TAB譜・ドラム譜含む)
その他MULTI CH TRACK対応
オーディオ機能量子化ビット数32/24/16/8ビット
サンプリング周波数96/48/44.1/22.05/11.05kHz
編集ウィンドウミキサー/タイムストレッチ/タイムスライサー/ボイスエディタ(TWE)
ミキサー128ch/4chエフェクト/4エフェクトセンド/4マスターエフェクト/4バス/4バスエフェクト/4AUX
標準搭載エフェクトREVERB、CHORUS、DISTORTION、OVERDRIVE、AMP SIMULATOR、COMPRESSOR、3BAND EQ、PHASER、TREMOLO、ELAY、ROTARY SPEAKER、AUTO PAN、AUTO WAH、EARLY REFLECTION、GATE REVERB、DELAY、SYMPHONIC、MONO DELAY

□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/


 以上、2001楽器フェアで出品されたエディロール、ヤマハの各ソフトウェアについて概要を紹介した。いずれの製品も発売は11月、12月となっているので、これからがまさに新製品ラッシュ。非常に楽しみな年末になりそうだ。

□2001楽器フェアのホームページ
http://www.musicfair.gr.jp/
□関連記事
【10月18日】音楽、DTM機材などのイベント「2001楽器フェア」が開幕
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011018/mifair.htm

(2001年10月25日)

[Text by 藤本健]


= 藤本健 = ライター兼エディター。某大手出版社に勤務しつつ、MIDI、オーディオ、レコーディング関連の記事を中心に執筆している。以前にはシーケンスソフトの開発やMIDIインターフェイス、パソコン用音源の開発に携わったこともあるため、現在でも、システム周りの知識は深い。最近の著書に「ザ・ベスト・リファレンスブック Cubase VST for Windows」、「サウンドブラスターLive!音楽的活用マニュアル」(いずれもリットーミュージック)などがある。また、All About JapanのDTM・デジタルレコーディング担当ガイドも勤めている。


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ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp

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