同イベントは、'67年から2年に1度開催されている音楽、楽器ファン向けの展示イベント。ピアノやギターといった楽器から、ミキサ、モニタスピーカーといったスタジオ用機材までの幅広い製品が出品される。今回は136の出展社・団体が参加。各ブースでの展示のほか、計64のイベントも会場の各所で行なわれる。 会場はA~Dの4つのホールに分かれており、そのうちホールDはDTM製品やデジタル楽器などが集められている。
■ ヤマハ
128chオーディオミキサの搭載や、MOTIF/RS7000直系のスライサといったハイエンド向けの機能を装備。ミキサ部では、マウスで操作したフェーダの動きをそのまま記録できる。
この「SOL」を同梱した、「HELLO! MUSIC! シリーズ」の新製品も発売される。XG音源の「MU2000」とUSBインターフェイス「UW500」を組み合わせた「HELLO! MUSIC! 2000 AUDIO」と、音源を「MU500」にした「同500 AUDIO」の2種類。価格は未定。 なお、「同2000 AUDIO」に含まれる「MU2000」は、従来モデルとは異なる「MU2000 Extended Edition」が同梱される。最大の特徴は、音声入力に内蔵エフェクトをかけてデジタルアウトできること。UW500と組み合わせることで、エフェクタ内蔵のUSBオーディオインターフェイスとしても使用できる。
「SOL」紹介コーナーの向かいには、USBオーディオインターフェイスの「UW10」が出展された。光デジタル入出力とRCAのアナログ入出力を装備し、電源はバスパワードに対応。早ければ年内に発売され、価格は1万円台前半になる見込み。
■ ローランド
シーケンサソフトは、「Cakewalk Home Studuio 2002」と、「今日からはじめるパソコン・ミュージック」、ループ素材の編集に特化した「Cakewalk Plasma」の3種類。すべて11月頃の発売を予定している。
「Cakewalk Home Studio 2002」は、Sonerの基本性能を継承した低価格バージョンで、予定価格は22,000円となっている。「今日からはじめるパソコン・ミュージック」は、さらに機能を絞った入門用ソフト。ソフトウェアシンセが付属し、予定価格は12,000円。「Cakewalk Plasma」は、ループ素材の編集に特化したソフトで、ジョイスティックやマウスでエフェクトを制御できる。予定価格は15,000円となっている。
また、ソフトウェアシンセの新製品として、GM2対応の「HyperCanvas」とピアノ、ギター、ベース、ドラムだけをサンプリングした「SuperQuartet」を出品した。予定価格はそれぞれ23,000円と35,000円。発売は11月を予定している。
(2001年10月18日) [orimoto@impress.co.jp] |
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