「仁義なき戦い」シリーズ5部作が低価格BDセットに。「県警対組織暴力」も

　東映ビデオは、深作欣二監督×菅原文太主演「仁義なき戦い」シリーズ5部作のBDをセットにして低価格化した「仁義なき戦い Blu-ray COLLECTION」を5月9日に発売する。価格は15,000円(品番：BSTD20093)。また、「新仁義なき戦い」シリーズや、「その後の仁義なき戦い」、「県警対組織暴力」の低価格BDも発売する。価格は各3,500円。販売元は東映、発売元は東映ビデオ。

(C)東映

　今回のBlu-ray発売は、昭和の広島を生きた悪徳警官を描く柚月裕子の小説を映画化した「孤狼の血」の5月12日全国公開を記念したもの。なお、「新仁義なき戦い」シリーズの単品BD化は初となる。

「仁義なき戦い」5部作セット

　1973年1月の第1弾公開から45年を迎え、今も多くのファンを持つ「仁義なき戦い」シリーズ。5部作のディスク5枚を1つのパッケージに収めた。本編は501分予定。映像は1080p、音声はドルビーTrueHD(モノラル)。なお、既発売のBlu-ray BOX(29,800円)とは異なり特典DVDなどは同梱しない。

　菅原文太、金子信雄、北大路欣也、松方弘樹、千葉真一、梅宮辰夫、渡瀬恒彦、山城新伍、小林旭らが出演し、深作欣二監督が昭和の“広島やくざ戦争”を映画化。それまでにないやくざ映画の体裁、荒々しい台詞まわし、手持ちカメラやズーム、粒子の粗いフィルムを駆使したアクティブな撮影技法で描いた。

【収録作品】
・「仁義なき戦い」(1973年1月公開)
・「仁義なき戦い 広島死闘篇」(1973年4月公開)
・「仁義なき戦い 代理戦争」(1973年9月公開)
・「仁義なき戦い 頂上作戦」(1974年1月公開)
・「仁義なき戦い 完結篇」(1974年6月公開)

「新仁義なき戦い」シリーズ、「その後の仁義なき戦い」、「県警対組織暴力」

　「新 仁義なき戦い」(1974年12月公開/品番：BSTD02227)は、“広島やくざ戦争”を流血の記録で綴った「仁義なき戦い」シリーズをより強烈なリアリズムタッチで描いた第六弾。

新 仁義なき戦い
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　「新 仁義なき戦い 組長の首」(1975年11月公開/BSTD02228)は、広島から舞台を北九州に移し、憎悪、猜疑、野望がむき出しになる新たなる戦いを鋭く描いた第七弾。

新 仁義なき戦い 組長の首
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　「新 仁義なき戦い 組長最後の日」(1976年4月公開/BSTD02229)は、顔面に凄まじい傷跡を残しながら巨大組織の組長を狙い続ける男を菅原文太が熱演したシリーズ第八弾。

新 仁義なき戦い 組長最後の日
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　「その後の仁義なき戦い」(1979年5月公開/BUTD02462)は、暴力組織の新旧交代に伴う激烈な内部抗争の中でもがく、若いヤクザの友情と裏切り、生きざま死にざまを、工藤栄一監督が描いた実録シリーズ最終編。

その後の仁義なき戦い
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　「県警対組織暴力」(1975年4月公開/BUTD02159)は、「仁義なき戦い」シリーズの実録トリオ、菅原文太(主演)、深作欣二(監督)、笠原和夫(脚本)が、やくざと癒着した警察と政界の腐敗ぶりを鮮烈に描き出した衝撃作。

県警対組織暴力
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