VRでパックマンになれる「MAZARIA」7月12日池袋に。太鼓の達人やドラクエVRも

バンダイナムコアミューズメントは、“アニメとゲームに入る場所”がテーマの新施設「MAZARIA(マザリア)」を、池袋・サンシャインシティ ワールドインポートマートビル3階に、7月12日にオープンする。

MAZARIA

「アニメやゲームのキャラクターたちと現実世界の人間が、互いに楽しく遊べる場所を目指して、三次元と二次元の世界をつなぐ狭間の世界」という施設。13歳以上のフリーパス料金は4,500円で、11月3日まではオープン記念割引として4,200円となる。なお、一部の施設は別途専用チケットが必要。

入口のイメージ

注目アクティビティは、VRデバイスのOculus Questを使って、プレイヤーが“パックマン”になるという「アスレチック VR PAC-MAN CHALLENGE(パックマンチャレンジ）」。ゴーストから逃げながら全身でクッキーを集めてラウンドクリアを目指す。オフィシャルテーマ曲は、Ken Ishiiによる書き下ろし楽曲「The World of PAC-MAN」(Official Theme Song for PAC-MAN CHALLENGE)。体を動かして汗をかきながら楽しむ新作パックマンの世界を音楽面から盛り上げるという。人数は1人～2人で、対象年齢は13歳以上。

「アスレチック VR PAC-MAN CHALLENGE」
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc. (C)BANDAI NAMCO Amusement Inc.
PAC-MAN is a trademark/registered trademark of BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

「太鼓の達人 VRだドン!」は、和太鼓リズムゲーム「太鼓の達人」のVRアクティビティ。“太鼓ワールドン”の世界に入って、どんちゃんたちと一緒に太鼓祭りを盛り上げる。専用コントローラーを使って、VRならではの新しい演奏を体験できるという。人数は1人～4人、対象年齢は7歳以上。

「太鼓の達人 VRだドン!」
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
(C)BANDAI NAMCO Amusement Inc.

「ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール」は、ゾンビウイルスがまん延している街の生き残りになってしまうというもの。ウイルスの感染を防ぎながら街から脱出することがミッション。感染しないため「触れられない」ようにしながら、銃を武器にミッションコンプリートを目指す。人数は2人～4人。対象年齢は13歳以上。

「ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール」
BANDAI NAMCO Amusement Inc.

「パックマンゴーラウンド」は、パックマンやゴーストがカルーセルになって登場するもの。Ken Ishii書き下ろしの「The World of PAC-MAN」(Official Theme Song for PAC-MAN CHALLENGE)が流れるカルーセルがMAZARIAの来場者を迎える。人数は1人～6人(保護者含む)、対象年齢は4歳以上(4歳未満は保護者の同伴必須)。

「パックマンゴーラウンド」
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
(C)BANDAI NAMCO Amusement Inc.

MAZARIAは、4つのコンセプトエリアで構成。アニメやゲームの中に自身が入り込むような没入感をアクティビティ体験中だけでなく、内装やBGMなど空間全体で演出するという。

「はじまりの部屋」は、リアルとバーチャルが“まざりあう”エリア。来場者が、まざりあう世界に入るための準備をする場所となっている。

はじまりの部屋

「FESTIVAL ZONE」は、みんなでワイワイ楽しむエリア。全身を使ってアニメやゲームの世界を体感する。前述の「アスレチック VR PACMAN CHALLENGE」や「太鼓の達人 VRだドン!」などがこのエリアで楽しめる。

FESTIVAL ZONE

「ADVENTURE ZONE」では、大自然やフィールドの広い空間で楽しむアクティビティに挑戦する。「ドラゴンクエスト VR」や、「急滑降体感機 スキーロデオ」などを用意。

ADVENTURE ZONE

「PANIC ZONE」は、さまざまな試練に焦らず冷静に立ち向かうという“絶叫必至”のエリア。前述の「ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール」などが楽しめる。

PANIC ZONE

「SF ZONE」では、アニメや映画で憧れたメンバーの一員になれるという。エヴァンゲリオンやガンダム、ゴジラなどのVRアクティビティが楽しめる。

SF ZONE

来場者は、「MAZARIAパスポート」を購入すると一日遊び放題となる。施設オープンを記念し、11月4日までは期間限定の割引価格で販売。ただし、ドラゴンクエストVRと、アスレチックVR PAC-MAN CHALLENGEは、パスポートでは体験できず、別途専用チケットが必要。価格は、ドラゴンクエストVRが3,200円、アスレチックVR PAC-MAN CHALLENGEが2,000円(パスポート購入の場合500円)。

VR映像との人物合成技術を独自に開発したのも特徴。グリーンバックなどの専用撮影環境を使用せず、VRアクティビティの映像との人物合成をリアルタイムで出力できる独自の新技術「マザッター」を、バンダイナムコアミューズメントラボと共同で開発。VR体験の内容や楽しさをより多くの人にわかりやすく表現できるという。

VR映像と人物を合成する独自の新技術「マザッター」を採用

飲食や物販のエリア「Cafe&Bar SPECIAL FLAG」も併設。施設の世界観をより楽しめる軽食や、オリジナルグッズを販売する。

飲食エリア「Cafe&Bar SPECIAL FLAG」

館内中央の階段を使って、MAZARIAとナンジャタウンの行き来も可能。ナンジャタウンのアトラクションを利用する場合は別途料金が必要。なお、運営状況に応じてMAZARIAとナンジャタウンの入場制限をする場合がある。