BDソフト年間売上1位は9.6万枚の「ヱヴァ新劇場版 1.11」

　オリコン・リサーチ株式会社は25日、映像ソフトの年間売り上げをまとめた「オリコン年間映像ランキング2009」を発表した。集計期間は2008年12月8日～2009年12月13日。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序 EVANGELION：1.11 YOU ARE (NOT) ALONE BDビデオ版 (C)カラー

　総合Blu-ray Disc(BD)部門における、作品別年間売上枚数ランキング1位は、9.6万枚売り上げた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序(EVANGELION:1.11)」となった。2位は洋画作品の「ダークナイト」で7.5万枚の売上げ、3位はアニメ作品「化物語 第一巻 ひたぎクラブ(完全生産限定版)」で5.1万枚売り上げた。

　作品別年間売上金額ランキングでも、トップは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序(EVANGELION:1.11)」で、5.9億円の売上げを記録。2位は「化物語 第二巻 まよいマイマイ(完全生産限定版)」で3.9億円の売上げ、3位は「ダークナイト」で3.7億円の売上となっている。

【総合BD部門 作品別売上枚数年間ランキング】

【総合BD部門 作品別売上金額年間ランキング】

　各部門別で見てみると、ミュージックBD部門では、売上枚数、売上金額ともに安室奈美恵の「namie amuro BEST FICTION TOUR 2008-2009」が首位を獲得。売上枚数は2.1万枚、金額は1.3億円を記録した。2位、3位も枚数/金額とも同じ作品がランクイン。2位は「マクロスF(フロンティア) ギャラクシーツアー FINAL in ブドーカン」(売上枚数:1.5万枚/売上金額:1.2億円)、3位は水樹奈々の「NANA MIZUKI LIVE FIGHTER BLUE×RED SIDE」(同1.2万枚/同1.1億円)となっている。

　洋画BD部門の売上枚数ランキング1位は「ダークナイト」(7.5万枚)。2位は4.6万枚売上の「ターミネーター4 スペシャルエディション」、3位も4.6万枚を売り上げた「ハリー・ポッターと謎のプリンス」が入っている。

　邦画BD部門では、トップが「ヤッターマン てんこ盛りブルーレイ」で1.5万枚の売上を記録。2位は1.3万枚の「20世紀少年‐第1章- 終わりの始まり」、3位は1.0万枚の「クローズZERO II」と続いている。

　劇場公開アニメBD部門の1位は、BD総合で首位を獲得した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序(EVANGELION:1.11)」(9.6万枚)。2位は「バイオハザード ディジェネレーション」で4.2万枚、3位は「ウォーリー」で2.9万枚売り上げている。

　アニメ・特撮BD部門の1位は「化物語 第一巻 ひたぎクラブ(完全生産限定版)」(5.1万枚)。続いて2位が4.9万枚の「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE」、3位が4.7万枚売り上げた「化物語 第二巻 まよいマイマイ(完全生産限定版)」。

■ DVDは「崖の上のポニョ」が総合1位

崖の上のポニョ DVD版 (C)2008 二馬力・GNDHDDT

　総合DVD部門における、作品別年間ランキングは枚数、金額ともに、「崖の上のポニョ」が首位を獲得。売上枚数84.1万枚、売上金額41.5億円を記録した。

　2位、3位も枚数/金額とも同じ嵐の作品が入っており、2位は「5×10 All the BEST! CLIPS 1999-2009」(売上枚数:59.1万枚/売上金額:28.4億円)、3位は「ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO」(同42.8万枚/同24.8億円)がランクインしている。

【総合DVD部門 作品別売上枚数年間ランキング】

【総合DVD部門 作品別売上金額年間ランキング】