チノン、米Tachyonのアクションスポーツ用ビデオカメラ

　チノンは、米Tachyonのアクションスポーツビデオカメラ新製品として、「2010 Tachyon XC」、「Tachyon XC Micro」を1月9日に発売した。価格は「2010 Tachyon XC」が24,800円、コンパクトな「Tachyon XC Micro」が19,800円。

Tachyon XC Micro

　自動車ラリーやバイク、自転車競技などで、選手のヘルメットなどに装着。運転中の動画を撮影できるアクションスポーツ用ビデオカメラ。電源を入れ、スタート/ストップを押すだけの簡単操作に加え、耐衝撃電源システムも用意。両モデルとも水深10.3m(30分)まで対応する防水機能も備えている。長時間録画も可能で、「屋外イベントのセキュリティカメラなど、幅広い場面で使用できる」という。

　両モデルとも、32GBまでのSDHCカードに対応。動画フォーマットはAVIで、最高640×480ドットで録画が可能。上位モデル「2010 Tachyon XC」の録画モードはS(640×480/30fps)、H(640×480/30fps/高圧縮)、M(320×240/30fps)、L(320×240/30fps/高圧縮)。640×480ドットのJPEG静止画を2秒に1枚撮影するインターバル撮影にも対応。

　「Tachyon XC Micro」はS(640×480/30fps)モードのみ使用可能。インターバル撮影も行なえる。

　レンズの画角はどちらも90度。「人の視覚に合っており、周辺での歪みが少なく、自然な映像が得られる」という。

　「2010 Tachyon XC」には3種類のマウントが付属しており、ヘルメットやゴーグル、三脚、自転車、ダッシュボードなどに取り付け可能。「Tachyon XC Micro」にはヘルメットの上部、左側、右側のどちらにも取り付けられる万能マウント(リバーシブル)が付属する。また、2010 Tachyon XCのみリモコンも付属する。

2010 Tachyon XCの内容物一覧。リモコンも付属する	Tachyon XC Microの内容物一覧

　両モデルとも、ディスプレイなどは備えていないが、付属のケーブル(コンポジット)でテレビに接続してプレビュー表示を行なったり、USBケーブルでPCと接続する事も可能。電源は「2010 Tachyon XC」が単3電池2本で、連続使用時間はアルカリ電池の場合は2～3時間、リチウム電池では10～11時間。「Tachyon XC Micro」の電源は単4電池2本で、リチウム電池の場合は約4時間の撮影ができる。

　外形寸法は「2010 Tachyon XC」が4.5×10.5×5.5cm(幅×奥行き×高さ)で、本体のみの重量は125g。「Tachyon XC Micro」は3.5×9.5×4cm(同)で、本体のみの重量は96g。