北野武監督「アウトレイジ ビヨンド」が4月にBlu-ray化

　バンダイビジュアルは、北野武監督の映画「アウトレイジ ビヨンド」を2013年4月12日にBlu-ray/DVD化。BD/DVDともに、本編ディスクのみの通常版と、特典ディスクも付いたスペシャルエディションの2種類を用意する。Blu-rayの価格は、通常版が5,040円、スペシャルエディションが7,350円。DVDは通常版が3,990円、スペシャルエディションが6,300円。

Blu-ray通常版
(c)2012『アウトレイジ ビヨンド』製作委員会

Blu-rayスペシャルエディション
(c)2012『アウトレイジ ビヨンド』製作委員会

　2010年の「アウトレイジ」に続く、北野武監督/脚本/編集のバイオレンス・エンターテイメント作品。「前作を超えるスケールと、かつてない台詞の銃撃戦が繰り広げられる」という。出演はビートたけし、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、小日向文世に加え、今作では関西ヤクザとして西田敏行、塩見三省、高橋克典らが新たに登場する。

　スペシャルエディションの特典ディスクには約55分の映像を収録。メイキング、キャストインタビュー、ベネチア国際映画祭リポート、イベント&舞台挨拶集を収めている。また、ブックレットも封入する。本編ディスクの映像特典は、特報と予告編、TVスポット。

　前回の抗争から5年後。会長交代で新体制となり、関東の頂点を極めた暴力団・山王会は、ついに政治の世界にまで手を伸ばし始めた。巨大ヤクザ組織の壊滅を企てる警察組織は、山王会の過剰な勢力拡大に業を煮やしていた。そこで目を付けたのが、関西の雄・花菱会だった。表向きは友好関係を保っている東西の巨大暴力団の対立を目論み、刑事・片岡(小日向文世)は裏で策略を仕掛けていく。そんな中、前回の抗争中に獄中で死んだはずの大友(ビートたけし)が生きていたという驚愕の事実が持ち出される。突然出所を告げられた大友。明らかに何かを企み、彼を出迎える片岡。警察が仕掛ける巨大な陰謀と抗争の足音が着々と近づいてくる……。