実際の液晶パネルは、1フレーム分の映像がたまったときに一気に表示を仕掛ける。しかし結局、HDMIケーブルなどを流れてくる映像データは一次元的なストリームデータ、いわばスキャンライン相当の映像情報であり、60fps映像ならば16.67msかかってやっと1フレームの映像が伝送し終わることには変わりはない。ブラウン管時代だと、伝送されてきたスキャンライン分のデータをもらったそばから表示を仕掛けるが、液晶ディスプレイでは溜め込んでから表示する。いずれにせよ、120Hz倍速駆動の液晶パネルでは、バッファにたまった映像を8.3msごとに表示してしまうので、60Hzの映像データが揃いきる前に表示をしかけることになってしまう。なので、この図のように60Hzでいうところの0.5フレーム分、8.3msの遅延を与えて、60Hzの半分の映像データが届いてから表示するのである

実際の液晶パネルは、1フレーム分の映像がたまったときに一気に表示を仕掛ける。しかし結局、HDMIケーブルなどを流れてくる映像データは一次元的なストリームデータ、いわばスキャンライン相当の映像情報であり、60fps映像ならば16.67msかかってやっと1フレームの映像が伝送し終わることには変わりはない。ブラウン管時代だと、伝送されてきたスキャンライン分のデータをもらったそばから表示を仕掛けるが、液晶ディスプレイでは溜め込んでから表示する。いずれにせよ、120Hz倍速駆動の液晶パネルでは、バッファにたまった映像を8.3msごとに表示してしまうので、60Hzの映像データが揃いきる前に表示をしかけることになってしまう。なので、この図のように60Hzでいうところの0.5フレーム分、8.3msの遅延を与えて、60Hzの半分の映像データが届いてから表示するのである