編集後記

2014年8月1日

臼田勤哉

 ソニーの決算発表に行きました。モバイルの下方修正に予想外に質問が集中して驚きました。重点事業であり、発表セグメントの筆頭に持ってきているぐらいなので当然ではありますが、モバイル業界を見てる記者やアナリストは、中国系の伸長を肌で感じているので完全に織り込み済み、という感じが面白かったです。

 電機メーカーの決算発表も最近は東証の記者クラブ向けの会見が少なくなったようで、その分発表時間が早まっています(今回のソニーは15時から)。昔は重要な発表を決算に合わせて行なうけど、東証でしか会見しないというケースもあり、参加するためにクラブの幹事社に連絡して参加させてもらうこともあったのですが、最近はすっかり面倒で足が遠のいています。時代が変わりつつあるなーなどと感慨深くなりました。

 これまでは決算会見が終わるのは18時頃で、日暮れて帰路を急ぐ皆様をかき分けて会社に戻る、みたいななんともやりきれない感じで“決算だるいわー”みたいなことを言っていましたが、今回のソニーの会見は、終わって外に出てもまだ昼まっただ中で、日差しも真昼のママという感じで、それはそれで調子狂うというか。まあ早くなって良かったですけど。

山崎健太郎

 レンズ一体型で4K動画が撮れてしまう「DMC-FZ1000」。4K動画は非常に綺麗、光学16倍レンズも装備と、取材にも活躍しそうな一台です。ただ、画質やスペックを追求した結果なのか、少し筐体やレンズが大きく、手持ちのα7などと較べると「ううむ、これでレンズ一体型なのか」と悩んでしまう部分も。ただ、軽いという利点もあるので、旅に一台持って行って、静止画も動画も高画質で! というニーズにもマッチしそうです。

 スマホがそうなっているように、近い将来、コンデジでも4K動画撮影が当たり前になるんでしょうなぁ。

中林暁

 机の上に置く小さいブックシェルフスピーカーを探していたつもりでしたが、結果的に選んだのはアクティブモニターでした。手持ち機器との相性はまったく分かりません。XLRケーブルも買わないと。

一條徹

 最近、あまりの暑さに外出する機会が減り、家でテレビを見たり、ネット動画を見たりして週末を過ごすことが多いです。特に、レンタルビデオ屋まで出かけなくても、家で映画やドラマを選んで見れる動画配信サービスは便利に使っています。というわけで、本日より読者アンケート「視聴頻度の高い映像コンテンツは?」が始まりましたので、皆様のご協力をお願いします。ちなみに私の1日の平均視聴時間は2~3時間くらいです。