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ARCAM、オールインワンのストリーミングアンプ2機種。Roon Readyにも対応予定
2025年6月4日 12:28
ハーマンインターナショナルは、ARCAMのRadiaシリーズより、ストリーミングアンプ「ARCAM SA45」と「ARCAM SA35」、ストリーミングプレーヤー「ST25」を、6月20日に発売する。価格はSA45が698,500円、SA35が495,000円、ST25が220,000円。
近年、音楽ストリーミングサービスが急速に拡大。日本レコード協会が発表した2024年の年間売上実績ではストリーミングとダウンロードなどを合わせた音楽配信の売上合計が1,233億円となり、'05年の統計開始以来、最高額を3年連続で更新。11年連続でプラス成長している。
また'24年10月にはQobuzが日本でもサービス開始となるなど、高音質を追求したサービスへの関心も高まっており、同社は「音楽ストリーミングサービスはその手軽さに加え、より良い音質で音楽を楽しむ、まさに音楽愛好家にとって欠かせないものとなっている」と指摘。こうした環境変化に応えるためにストリーミングに対応した3製品を発売する。
最上位モデルのストリーミングアンプとなるSA45は、現行のRadiaシリーズで唯一フルバランス設計を採用したモデル。その設計思想を受け継ぎつつ、よりコンパクトな筐体を採用することで設置性を高めたのがSA35、高音質のハイレゾストリーミングに対応し、アルバムアートワークも高解像度で楽しめるのがST25となる。
ストリーミングアンプ「SA45」
スピーカーをつなぐだけでさまざまな音楽ストリーミングサービスを利用できる。ARCAM Radia、Spotify Connect、Tidal Connect、Qobuz Connectに対応し、Roon Readyへの対応も予定されている。Apple AirPlay 2や、Google Chromecastも利用可能。
ARCAMが誇る、出力180W/chの第5世代クラスGアンプを搭載。上述のとおりシリーズ唯一のフルバランス設計も採用している。DAC部にはESS製のHyperstream iV DAC(ESS ES9027 PRO)をバランス構成で搭載し、最大384kHz/32bitのハイレゾ再生ができる。
対応フォーマットは、FLAC、WAV(LPCM)、AAC、ALAC、AIFF、DSD (up to 256)、MP3、MP4、OGG、WMA。
入力はアナログがRCAペア×3、XLRペア×1。デジタルが同軸デジタル×2、光デジタル×2に加え、eARC対応のHDMIも搭載。テレビやプロジェクターとも組み合わせられる。独立したMM/MCフォノ入力も備えた。Wi-FiやBluetooth 5.4(AAC/LE Audio/Auracast対応)も利用できる。デュアル・サブウーファー出力も装備。
Dirac Live による高度なルーム補正機能を装備。アルバムデータやメタデータを高解像度で視認性高く表示できる8.8型の液晶ディスプレイを備える。手のひらに収まるコンパクトサイズのリモコンが付属するほか、ARCAM Radiaアプリ対応により直感的に操作することもできる。
最大消費電力は1,000W、待機時消費電力は0.5W未満。外形寸法は432×390×140mm(幅×奥行き×高さ)、重さは17kg。電源ケーブルやUSBケーブル(5m)、測定用マイクなどが付属する。
ストリーミングアンプ「SA35」
外形寸法432×344×99mm(幅×奥行き×高さ)のコンパクトな筐体に、SA45譲りの音楽性と高い操作性を凝縮したという。ハイパワーながら超低歪みを実現した120W/ch出力の第5世代クラスGアンプを搭載。
ARCAM Radia、Spotify Connect、Tidal Connect、Qobuz Connectに対応し、Roon Readyへの対応も予定されている。Apple AirPlay 2や、Google Chromecastも利用可能。
DAC部にはESS製のHyperstream iV DAC(ESS ES9027 PRO)をバランス構成で搭載し、最大384kHz/32bitのハイレゾ再生ができる。対応フォーマットはFLAC、WAV(LPCM)、AAC、ALAC、AIFF、DSD (up to 256)、MP3、MP4、OGG、WMA。
入力はアナログがRCAペア。デジタルが同軸デジタル×2、光デジタル×2に加え、eARC対応のHDMIも搭載。テレビやプロジェクターとも組み合わせられる。独立したMM/MCフォノ入力も備えた。Wi-FiやBluetooth 5.4(AAC/LE Audio/Auracast対応)も利用できる。デュアル・サブウーファー出力も装備。
Dirac Live による高度なルーム補正機能を装備。アルバムデータやメタデータを表示できる6.5型の液晶ディスプレイを備える。手のひらに収まるコンパクトサイズのリモコンが付属するほか、ARCAM Radiaアプリ対応により直感的に操作することもできる。
最大消費電力は700W、待機時消費電力は0.5W未満。重さは12kg。電源ケーブルやUSBケーブル(5m)、測定用マイクなどが付属する。
ストリーミングプレーヤー「ST25」
ARCAM Radia、Spotify Connect、Tidal Connect、Qobuz Connectに対応し、幅広い音楽ストリーミングサービスを利用できるストリーミングプレーヤー。Roon Readyにも対応予定。
内部動作全体を駆動する新設計のリニアトロイダルトランス電源と、スタンバイ時にのみピーク効率で動作するスイッチング電源に徹底した低ノイズ化を実現。DAC部にはESS製のHyperstream iV DAC(ESS ES9027 PRO)をバランス構成で搭載し、最大384kHz/32bitのハイレゾ再生ができる。
対応フォーマットは、FLAC、WAV(LPCM)、AAC、ALAC、AIFF、DSD (up to 256)、MP3、MP4、OGG、WMA。
出力はアナログがステレオRCA×1、デジタルが同軸デジタル×、光デジタル×1。アルバムデータやメタデータなどを表示する6.5型液晶ディスプレイを備える。手のひらに収まるコンパクトサイズのリモコンが付属するほか、ARCAM Radiaアプリ対応により直感的に操作することもできる。
最大消費電力は15W、待機時消費電力は0.5W未満。外形寸法は 432×329×99mm(幅×奥行き×高さ)、重さは5kg。電源ケーブルやリモコン、コントロールケーブルなどが付属する。