“密閉と開放の共存”新イヤフォン「AZLA」発売日は8月4日。49,980円

　アユートは、新イヤフォンブランド・AZLA(アズラ)の第1弾製品「AZLA」の発売日を、8月4日に決定した。価格はオープンプライスで、直販価格は49,980円(税込)。発表時は7月末～8月上旬の発売を予告していた。カラーはMeteor Gray、Lunatic Silverの2色。

「AZLA」のMeteor Gray

　開放的な表現と、密閉型の低域などを両立するため、独自開発の一体型モジュールドライバ「Infinity Driver」を搭載。11mm径のダイナミック型ユニットと、BAのフルレンジユニットを各1基採用し、ダイナミック型ドライバの中央を、BAのノズルが貫通しているような同軸配置とした。ドライバはDynamic Motionが手がけているもので、「BED」と呼ばれる技術を使っている。

　同軸ドライバは、精密切削加工したアルミの筐体に搭載。この筐体には2つの大きなポートが開いており、開放型としての空間表現を追求。さらに、このアルミ筐体を覆うように、ポリカーボネートの透明なシェルを採用。シェルで覆う事で、低域の再現性向上など、密閉型としての特徴も付加している。ただし、透明シェルは完全密閉ではなく、空気を調整するための小さな穴は設けている。この技術は「Infinity sound technology」と名付けられている。

　インピーダンスは24Ω。再生周波数帯域は5Hz～40kHz。ケーブルは着脱可能で、イヤフォン側は2ピン端子を採用する。

　なお、オプションとして、交換用2.5mm/4極バランスケーブル「AZLA Silver Galaxy Mix+ 2.5mm Balanced」の発売も予定されている。