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約10cm角の4K120fps/10bitカメラ「Z CAM E2」。マイクロフォーサーズ対応

ジュエは、4K/120fps動画撮影に対応した小型シネマカメラ「Z CAM(ジーカム) E2」を4月8日に通販サイトのデジタルホビーで販売開始する。価格は278,000円。レンズは別売で、マイクロフォーサーズマウントのAFレンズなどを利用可能。

Z CAM E2

外形寸法約91.2×99.2×89.1mm、重量約757gの小型ボディに、4/3型WDR CMOSセンサーを搭載。4K(最大4,096×2,160ドット/120fps)撮影が可能なカメラ。色深度10bit、13ストップのダイナミックレンジに対応し、C4K/60fps対応のHDMI出力端子などを備える。複数台のZ CAM E2を同期させるシンク機能にも対応。

4/3型CMOSセンサーを搭載

Variable Frame Rate(VFR)を選択することでハイスピード撮影が可能。4K120fpsや、1080p240fpsなどに対応する。

Z CAM独自のログフォーマットZLogを利用して13ストップのダイナミックレンジを実現。WDR使用時はさらに広い16ストップに対応する。ZLog専用の各種LUTやAdobe Premiere対応のカラーコレクションプラグインも利用可能。

MPEG-4 AVC/H.264、HEVC/H265のほか、ProRes HQ、ProRes、ProRes LTによる収録が可能。音声は48kHz/24bitに対応し、フォーマットはAACとPCM(MOVのみ)。記録メディアはCfast 2.0カードまたはUSB 3.0 Type-C外部ストレージに対応する。

HDMI 2.0端子を備え、C4K/60fps出力をサポート。動画編集用のタイムコード記録にも対応する。Gigabit Ethernet対応のLAN端子も装備。パソコンと接続を行してカメラコントールアプリを使ったライブストリーミング配信に対応。Windows/Mac/iOS対応のカメラコントールアプリケーション「Z CAM Controller」からもZ CAM E2を操作できる。

D-TAPコネクタから給電でき、大容量の別売Vバッテリーを利用可能。背面にSony NP-Fバッテリーと互換性のあるソケットも採用している。カメラ設定を確認できる液晶モニターを装備。FNとOKボタンを同時押しするとカメラプレビューもできる。

天面の録画ボタンや液晶モニター
側面

アルミニウム合金によるフルメタルハウジングで高い放熱性を実現。熱によるシステムダウンを抑制し安定した長時間撮影を可能にしたという。

カメラマウント用の1/4インチネジ穴に加え、カメラの左面に3つ、右面に3つ、上面に1つ、下面に1つの1/4インチネジ穴を備える。

背面