オーディオテクニカ、低域表現を追求したイヤフォン

-イヤーピース位置調整可能な「SOLIDBASS」


ATH-CKS70

6月19日発売

標準価格:3,675~8,925円


 株式会社オーディオテクニカは、インナーイヤフォン3モデルを6月19日より発売する。上位モデルの「ATH-CKS70」と「ATH-CKS50」ではイヤーピースを2段階で位置調整可能な新機構を搭載。価格はATH-CKS70が8,925円、ATH-CKS50が5,040円。

 ネックストラップ型の「AH-CK300NS」も6月19日に発売。価格は3,675円。

 


■ ATH-CKS70/CKS50

 いずれも、低域再生用の「サブチャンバーメカニズム」を搭載し、2つの空気室(チャンバー)を設けることで低域再生能力の向上を図っている点が特徴。ATH-CKS70はブラックのみ、ATH-CKS50はブラック(BK)とホワイト(WH)の2色を用意する。

ATH-CKS70ATH-CKS50BKATH-CKS50WH

 装着時には、イヤーピース部を耳穴に挿入する際のポジションが「スタンダード」とディープの2種類から選択でき、装着感と遮音性の向上を図れるという。ディープポジションの場合は、イヤーピースをより耳穴深くに押し込める。

 12.5mm径のダイレクトダイアフラム式ドライバを搭載。ユニットシャーシの外径までダイアフラム面積を拡大することで、パワフルな再生と軽量化を実現したという。上位モデルのATH-CKS70では、高磁力マグネットとCCAWボイスコイルを搭載し、より繊細な表現を可能とするという。

 再生周波数帯域は2モデルとも5Hz~24kHz、最大入力は100mW。出力音圧レベルはCKS70が106dB/mW、CKS50が104dB/mW。インピーダンスは16Ω。ケーブルは1.2mのY字型で、プラグには金メッキ処理を施している。重量は8g。キャリングポーチやXS/S/M/Lの4種類のイヤーピースが付属する。

 


■ AH-CK300NS

 レザー調ネックストラップ付きのカナル(耳栓)型イヤフォン。ブラック(BK)/レッド(RD)/ホワイト(WH)の3色を用意する。

AH-CK300NS。3色のカラーバリエーションを用意ボリュームコントローラも装備している

 イヤフォン部からプラグまでの全長は60cmで、ケーブル中程にボリュームコントローラを装備。150gまでのデジタルオーディオプレーヤーを首から下げて利用できる。安全のため、過度な力が加わるとネックストラップが外れるセーフティ機能も備えている。

 イヤフォン部は8.8mm径の新開発ドライバーを採用し、再生周波数帯域は20Hz~20kHz、出力音圧レベルは100dB/mW、インピーダンスは16Ω。ケーブルを除く重量は3g。


(2009年 5月 22日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]