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2014年9月2日

2014年9月1日

2014年8月29日

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ソニー、有機EL/デジタルNC搭載「最高峰ウォークマン」

−S-MasterやタッチUIを搭載。ドラッグ&ドロップ対応


NW-X1060(レッド)

4月25日発売

標準価格:オープンプライス


 ソニーは、オーディオプレーヤー「ウォークマン」のフラッグシップモデル「Xシリーズ」を4月25日に発売する。内蔵メモリ32GBの「NW-X1060」と、16GBの「NW-X1050」を用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は32GBモデルが5万円前後、16GBが4万円前後の見込み。

ブラックとレッドの2色を用意

 3.0型/240×432ドットの有機ELディスプレイを備えたウォークマン。オーディオプレーヤー機能に加え、ワンセグ/FMチューナ、ビデオ再生機能を搭載。さらに無線LANやWebブラウザを備えており、Webコンテンツの再生や、Podcastのダウンロードなど、コンテンツへのアクセスを高めている点も。操作系についても、本体ボタンと静電容量式タッチパネルを組み合わせた「ハイブリッドオペレーション」を採用し、操作性の向上を図っている。

 ソニーでは、「音質」、「画質」、「操作」、「コンテンツ入手」の4つの体験変革を図った「最高峰ウォークマン」と位置付け、その魅力をアピールしている。ボディカラーはブラックとレッドを用意する。

 音楽管理ソフトは「Sonic Stage V」が付属。また、新たにドラッグ&ドロップでの楽曲転送にも対応した。対応オーディオ形式はMP3/HE-AAC/AAC/WMA/リニアPCM/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless。ビデオはMPEG-4 AVC/H.264とMPEG-4、WMVに対応する。

3型/240×432ドット有機ELを搭載する 側面。凹凸ある「鉱物をイメージした」デザインが特徴 新「ウォークマンX」の特徴
上部に操作ボタン 下部にWM-Portを備えている 背面も光沢仕上げを施している
iPod touchとの比較

 


■ S-Masterで音質を向上。NCもポータブル初のデジタル方式で性能向上

 

S-Masterの構造
 新たに独自のフルデジタルアンプ技術「S-Master」をヘッドフォンに最適化して採用。歪みが少なく、原音に忠実な再生を可能としたという。なお、ワンセグやFMなどの放送系コンテンツではS-Masterは動作しないという。

 ノイズキャンセル機能も搭載しており、ポータブルプレーヤー内蔵としては初めてのデジタル方式を採用。同社のデジタルNCヘッドフォン「MDR-NC500D」の技術を応用しており、従来のアナログ方式では約75%のノイズカットとなっていたが、新Xシリーズでは約98%のノイズがカットできるという。


フルデジタルアンプ「S-Master」をウォークマン初採用 S-Masterの特徴 デジタルノイズキャンセルも搭載した

 加えて、用途にあわせてNC効果設定が可能な「ノイズキャンセリング環境設定」も装備。「バス/電車」、「飛行機」、「オフィス」の3モードを用意。利用シーンにあわせて、最適なモードを選択できる。なお、MDR-NC500Dで搭載していた自動モード切替機能「AI」は備えてない。また、飛行機での就寝時などに音楽を聴かずに外部騒音だけをカットする「サイレントモード」や、別売の録音ケーブル「WMC-NWR1」を利用して、ウォークマン以外で再生した音楽などにNCをかけることができる「外部入力モード」も備えている。

 イヤフォンは、従来モデルと同様に13.5mm径ユニットを採用した「EXモニター」で、ヘッドフォンジャックは専用のものを採用した。本体側のジャックは汎用のものとなっている。高域補正技術「DSEE」や低域改善の「クリアベース」、チャンネルセパレーションを改善する「クリアステレオ」などを搭載。


イヤフォンは13.5mm径ユニットを採用 サイレントモードも装備 フルデジタルクリアオーディオで音質向上




■ ディスプレイはコントラスト1万:1の有機EL。WMVにも対応

3型有機ELディスプレイを採用
 画質面では、3型/240×432ドットの有機ELディスプレイを採用。コントラスト1万:1という性能を活かした、ワンセグ/ビデオ再生が可能という。また、ビデオ形式としてMPEG-4 AVC/H.264やMPEG-4に加え、WMVにも対応している。

 AVCはBaseline Profileに対応し、解像度は最高320×240ドット、ビットレート768kbps、フレームレート30fpsまでのAVC動画が再生できる。MPEG-4はSimple Profileで320×240ドット/2.5Mbps/30fpsまでのファイルに対応、WMVは、VC1 simple profileで最高480×270ドット/1,700kbps/30fpsまで、 main profileで320×240ドット/5,000kbps/30fpsまで再生できる。

 ビデオは横位置で再生可能。ウォークマンXの新UIでは、ファイルスキップや早送りなどの操作ボタンや、再生時間/位置などを画面にオーバーレイする形で表示。番組などを見ながら操作できる。


ビデオ再生でもシーンスクロールを採用

 ビデオについては、ジャンルや、ワンセグ、レコーダからの転送などでの検索も可能。ビデオを指定した間隔で自動分割できるほか、ソニーのレコーダで「おでかけ転送」したコンテンツはチャプタを引き継いで利用可能。また、設定されたチャプタごとにサムネイル表示し、コンテンツの検索性を高める「シーンスクロール」も備えている。

 フォトビューワ機能も備えており、同様にオーバーレイ表示による画面で操作が可能。写真の壁紙設定も行なえる。

 ワンセグについても機能強化。新たにワンセグ録画時に本編/CM位置を自動検出し、再生時にCMスキップできるようになった。ワンセグの複数放送サービスにも対応した。また、ヘッドフォン一体型のアンテナを採用し、ワンセグ受信時の感度を向上。「一般的なワンセグ携帯同等以上の感度を実現した」という。

 

ヘッドフォンアンテナにより高性能なワンセグ受信を可能に
シーンスクロールを搭載 音楽再生画面でGUIを表示

■ 専用ボタンとタッチパネルを組み合わせた「ハイブリッドオペレーション」

ボタンとタッチパネルを組み合わせた「ハイブリッドオペレーション」を採用 ポケットに入れて画面を見ずに操作できる タッチパネルで操作

 本体上部には再生/停止ボタンや、スキップ/バックの専用ボタンを装備。また、ビデオ系の再生などはタッチパネルによる操作も可能となっている。タッチパネルとボタンの双方のよさを組み合わせた「ハイブリッドオペレーション」としている。

 音楽と動画再生については、タッチパネルとボタンの双方で可能。メールやWebなどはタッチパネルのみで行なう。音楽/ビデオ再生中も画面にオーバーレイしたボタンでの操作も可能とするなどの工夫を図っている。

 また、音楽検索画面では音楽再生中にジャケット写真をなぞるだけで、スクロール可能な「ジャケット写真スクロール」も装備。縦方向になぞった速度にあわせて、早くなぞれば高速にスクロールする。指の動きにあわせて若干斜め方向に傾きながらスクロールするなどで、直感的なUIの実現を目指したという。

音楽とビデオではボタンを積極活用。Web系操作にはタッチパネルを利用する 本体ボタンの概要 楽曲検索でもボタンとタッチパネルの双方を活用

メインメニューからオーディオ機能を呼び出し、ジャケット写真スクロール
ジャケット写真スクロール

■ 無線LANやブラウザ、YouTubeなどコンテンツ対応を拡張

公式サポートするネットワークサービス

 IEEE 802.11b/gの無線LAN機能も内蔵しており、Webブラウザ「NetFront」を装備し、無線LAN経由でのPCサイト閲覧が可能。また、Podcast登録が可能で、登録したPodcastを本体から直接更新できる。

 ブラウザは、標準/ジャストフィット/スマートフィットの3種類の描画モードを用意。さらに、ブックマーク登録や縦/横回転などの機能も備えている。文字入力も可能で検索やアカウント入力などが行なえる。ただし、Flashの表示や動画のストリーミング、音楽のダウンロードなどには対応しない。

 WebブラウザはFlash非対応ながら、YouTube専用のクライアントソフトを装備。YouTubeに無線LANでアクセスし、動画ストリーミング視聴できる。YouTube上の動画検索も行なえる。

NETFRONTでできること PCサイトのレンダリングについて YouTubeへのダイレクトアクセスについて
おまかせリンクについて

 また、音楽再生画面から直接Webブラウザを呼び出せる「おまかせリンク」も装備。聞いている音楽のアーティストアルバム、曲名から検索し、YouTubeやMicrosoftの検索サービス「LiveSearch」へアクセスできる。楽曲のpvをYouTubeで見たり、詳細情報などを調べることができる。

 Podcast用のリンク集も用意。無線LANの設定を容易にする「WPS」に対応。公衆無線LANサービス「BBモバイルポイント」の簡単接続にも対応している。


Podcastのダイレクトダウンロードに対応 公衆無線LANサービスにも対応
BBモバイルポイントでは簡単に無線LAN接続が可能 BBモバイル以外での接続

 


■ ドラッグ&ドロップ対応。“鉱物”をイメージした筺体

ドラッグアンドドロップでの楽曲転送が可能になった

 楽曲転送ソフトはSonicStage Vが付属。対応OSはWindows XP/Vista。新たにドラッグ&ドロップでの転送にも対応し、SonicStageを利用せずに楽曲転送が可能となった。従来もビデオや写真は指定フォルダにドラッグするだけで転送できたが、ウォークマンXでは音楽ファイルもウォークマンの[MUSIC]フォルダにドラッグアンドドロップできる。

 MUSICフォルダ以下の最大8階層までのフォルダ再生が可能。ウォークマン上ではSonicStageとドラッグ&ドロップの双方で転送したファイルが確認できる。ただし、ドラッグ&ドロップ楽曲はプレイリストに非対応で、著作権保護付きファイルの転送もにも対応しない。また、ドラッグ&ドロップした楽曲をSonicStageから管理することはできない。


ドラッグ&ドロップ時の動作について ドラッグ&ドロップでできることと注意事項

 ボディは、「永久不変の価値。鉱物をイメージした」という独特の質感を持つもので、側面にはザラザラとした石のような質感を残している。表面は光沢仕上げで内部にラメを施したデザインを採用している。

 バッテリ駆動時間は音楽再生時で約33時間。ビデオは再生は約9時間、ワンセグ視聴時が4.5時間、無線LAN/Webブラウザ利用時で約5.5時間、YouTubeでは約4.5時間。外形寸法は97.4×52.5×10.5mm(縦×横×厚み)、重量は約98g。

ソニースタイルモデル「NW-X1060/BI」

 専用のシリコンケース「CKM-NWX1000(実売2,500円前後)」やクリアケース「CKH-NWX1000(2,800円前後)」、レザーケース「CKL-NWX1000(3,500円前後)」、保護シート「PRF-NWX1000(1,000円前後)」、プライバシーフィルタ「PRF-NWP300(1,600円前後)」などもラインナップする。

 また、SonyStyle専用モデル「NW-X1060/BI」も用意。メモリ容量は32GB。デザインが通常モデルとは異なっており、職人による磨き仕上げの「アイスブラック」ボディを採用。クロムをレーザービームで蒸発して、その成分を筺体の前面や背面に蒸着させることで光沢感のある筺体を実現。本体側面にはアイスブラックのメッキ加工を施して、丁寧に研磨したという。直販価格は52,800円。


右がSonyStyleモデル 側面の凹凸を省いた光沢仕上げがSonyStyleモデルの特徴

2009414日)

[ AV Watch編集部 臼田勤哉]



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