地デジ受信普及台数は168万台増の5,392万台。NHK発表

-単月で過去3番目の増加数。PC含めて5,549万台


8月5日発表


 日本放送協会(NHK)は5日、2009年7月末におけるデジタル放送受信機の普及状況(速報値)を発表した。

 地上デジタル放送受信機の普及台数は6月から約168万台増加の約5,392万台で、JEITAが発表した地デジチューナ内蔵PC(約157万台/6月末の数値)を合わせると約5,549万台となる。約168万台という増加数は、単月では過去3番目に高い数値。これまでの最高は2008年12月、2番目は2007年12月で、いずれも年末だった。BSデジタル放送受信機は、約158万台増加の約5,559万台。

 地上デジタル受信機の内訳は、チューナ内蔵PDP/液晶テレビが約3,391万台(約118万台増)、地上デジタルチューナ単体(チューナ内蔵録画機も含む)が約1,199万台(約37万台増)、チューナ内蔵ブラウン管テレビが約72万台で、ケーブルテレビ用STBが約730万台(約13万台増)。

 BSデジタル受信機では、チューナ内蔵PDP/液晶テレビが約3,386万台(約111万台増)、BSデジタルチューナ単体(録画機も含む)が約1,257万台(約34万台増)、チューナ内蔵ブラウン管テレビが約186万台、ケーブルテレビ用STBが約730万台(約13万台増)。また、ケーブルテレビでアナログ変換して視聴しているのは約129万世帯となっている。



(2009年 8月 5日)

[AV Watch編集部 中林暁]