パイオニア、コンパクト&スタイリッシュな5.1chスピーカー

-5.1chセット「S-HS100」。サブウーファ単品販売も


同日発表のAVアンプ「VSX-820」と組み合わせたところ

6月中旬発売

標準価格:23,800円~35,800円

 パイオニアは、コンパクトな5.1chスピーカーセット「S-HS100」を6月中旬に発売する。価格は35,800円。さらに、同セット内のアクティブサブウーファの単品発売も行なう。型番は「S-21W」で、価格は23,800円。

フロント用のサテライトスピーカー

 「S-HS100」は、コンパクトなフロント、センター、サラウンド用のサテライトスピーカー5個と、アクティブサブウーファで構成する5.1chスピーカーセット。サテライトにはアンプは内蔵されていない。別途、5.1ch AVアンプなどと接続して使用する。

 サテライトスピーカーはいずれも密閉型で、フロントとセンター用が防磁仕様。ユニット構成は共通で、7.7cm径のフルレンジユニットを内蔵。インピーダンスは6Ω。再生周波数帯域はフロントとサラウンド用が100Hz~20kHz。センター用が90Hz~20kHz。最大入力は150W。


S-HS100
 サテライトには、ラウンドフォルムデザインを採用。サブウーファにもラウンドバッフルを取り入れるなど、音をスムーズに回折させることで、自然な音の広がりを実現するという。また、音のタイミングのズレを改善するフェイズコントロール設計も取り入れており、チャンネル間でのスムーズな音の繋がりを実現するという。

 サブウーファには最大出力160Wのデジタルアンプを内蔵。ユニットは16cm径で、下向きに配置した「ダウンファイアー」構造。再生周波数帯域は33Hz~700Hz。音声信号の入力を自動判別して、電源をON/OFFする「オートスタンバイ」機能も備えている。

 サテライトの外形寸法は、フロントとサラウンド用が106×106×116mm(幅×奥行×高さ)、センターが270×106×100mm(同)。重量はフロントが800g、センターが1kg、サラウンドが600g。

 サブウーファの消費電力は25W(待機時0.5W以下)。外形寸法は230×344×408mm(幅×奥行×高さ)。重量は6.5kg。



(2010年 4月 20日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]