PhaseTech、デュアル・モノ構成のヘッドフォンアンプ
-132,300円の「EPA-007」。バランスHPもドライブ可能
ヘッドフォンアンプ「EPA-007」 |
協同電子エンジニアリングは、PhaseTechブランドの新製品として、ヘッドフォンアンプ「EPA-007」を3月下旬に発売する。価格は132,300円。
バランス入力にも対応し、全段ディスクリート構成を採用したデュアル・モノのヘッドフォンアンプ。音の鮮度低下を避けるため、あえてオペアンプを使わず、「デバイスを吟味した全段ディスクリート構成を採用した」(PhaseTech)という。電源も左右で独立している。
出力は標準プラグを2系統用意しており、バランス接続型のヘッドフォンをモノ構成でドライブする事もできる。また、最適な制動力をヘッドフォンに与えるため、ダンプコントローラを搭載。ヘッドフォンのインピーダンスは16~600Ωに対応できる。
保護回路として電源ON/OFF時のポップノイズがヘッドフォンに伝わるのを防ぎ、異常動作時にヘッドフォンを保護するカットオフプロテクタも装備する。
フロントパネルはアルミ削り出し。2mm厚のシャーシやトップカバーを用いることで、外部からの影響を排除。排熱はシャーシ面を通して行なっており、スリットのない密閉構造を採用している。
周波数特性は20Hz~100kHz。入力端子はバランス(XLR)とアンバランス(RCA)を各1系統装備する。消費電力は1.5W。外形寸法は220×234×57mm(幅×奥行き×高さ)。重量は2kg。
(2011年 2月 10日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]