シャープ、見たいシーンを選べる新AQUOSブルーレイ

　シャープは、Blu-ray Discレコーダ「AQUOSブルーレイ」の新モデルとして、1TB HDD搭載の「BD-W1200」、500GB HDD搭載の「BD-W520」、「BD-S520」を11月21日より発売する。BD-W1200とBD-W520はダブルチューナモデル、BD-S520はシングルチューナモデルとなる。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はBD-W1200が85,000円前後、BD-W520が7万円前後、BD-S520が55,000円前後。

BD-W1200	BD-W520	BD-S520

　AQUOSブルーレイの新モデルで、新たに録画リスト表示画面や録画番組再生中に録画番組のシーンを小画面で一覧表示し、見たいシーンから再生開始できる「見どころポップアップサーチ」を搭載した。シーン表示用のサムネイルは5分または、2分30秒間隔で生成され、見たいシーンや番組の流れを確認できる。

　番組録画時に自動的にシーンを生成するため、LAN接続は不要で、全ての番組でシーン生成が可能。情報の反映時間も放送後瞬時に反映されるのが特徴という。

見どころポップアップサーチ	再生中にもシーン表示が可能

　HDD容量はBD-W1200が1TB、BD-W520/S520が500GBで、チューナはBD-W1200/W520が2系統+視聴用チューナ×1。BD-S520がシングルチューナ。BD-W1200/W520は別売USB HDDへの録画に対応し、録画した番組をBDへダビング(ムーブ)できる。最高12倍の長時間録画に対応する。

見つかる番組検索

　ダブルチューナのBD-W1200/W520は、ダブルチューナのほか視聴用チューナを備えているため、2番組同時録画中でも裏番組視聴が可能。また、AQUOSと組み合わせて2番組同時録画時にもう1番組を同時録画できる「ファミリンクプラス録画」にも対応する(DRモードのみ)。

　見たい番組をキーワードやジャンルなどから検索できる「見つかる番組検索」に対応。検索した番組を自動録画設定することもできる。ニュースやスポーツなど好みのジャンルの番組を自動更新録画する「最新上書き録画」を搭載。好みのジャンルの最新番組の自動更新録画が行なえる。更新録画番組を好きなテーマごとに分類・保存できる「お好みグルーピング」や、予約録画していない番組でも最大90分までさかのぼって視聴できる「ちょっと戻っテレビ」も搭載している。

スマートフォン ボイスリモコン

　外出先からスマートフォンで予約ができる「リモート予約」機能も2013年1月末より提供開始予定。録画した番組を無線LAN経由でスマートフォンにダビングできる「Wi-Fiダビング」にも対応する。対応機種は同社ホームページで案内する。

　新機能として、音声で番組検索やレコーダの操作ができる「スマートフォン ボイスリモコン」に対応。専用アプリを使って番組表で番組名を音声入力すると、関連番組リストを表示して、予約できるほか、番組表/録画リストの表示や、再生/停止などの操作を行なえる。アプリの対応機種については同社ホームページで案内する。

スマートフォンボイスリモコンで番組表から音声検索	旅で検索検索	温泉で検索

リモコン

　BDドライブはBlu-ray 3DやBDXLに対応。出力端子はHDMI×1、D3×1、コンポジット×1、光デジタル音声×1、Ethernetなど。消費電力は32W(W1200)、27W(W520)、28W(S520)、s年間消費電力量は約35.1kWh/年(W1200)、約32.6kWh/年(W520)、約37.4kWh/年(S520)。外形寸法は430×235×58mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.3kg(W1200)、約2.9kg(W520)、約3.2kg(S520)。