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「“30億倍分のエネルギーゲイン”」。劇場先行版「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」舞台挨拶第2弾

(C)創通・サンライズ

1月17日より公開されている劇場先行版「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) -Beginning-」の大ヒットを記念して、キャストが登壇する大ヒット御礼舞台挨拶第2弾が、3月8日にTOHOシネマズ日比谷にて行なわれ、シュウジ・イトウ役の土屋神葉は「興行収入に合わせて“30億倍分のエネルギーゲイン”があると言えます!」と感謝を伝えた。

(C)創通・サンライズ

スタジオカラーとサンライズが初めてタッグを組んだガンダムシリーズの最新作。4月8日からスタートするTVシリーズ放送に先駆けて、一部話数を劇場上映用に再構築したものが公開中の劇場先行版で、同作は公開から49日目となる3月6日時点で興行収入30億円、観客動員数182.9万人を突破している。

この大ヒットを受けて開催された舞台挨拶第2弾には、今作のアンバサダーも務める土屋のほか、ジオン公国軍中佐のシャリア・ブル役を演じた川田紳司、ジオン公国軍少尉のエグザベ・オリベ役を演じた山下誠一郎、同じく少尉のコモリ・ハーコート役を演じた藤田茜、そしてジオン公国軍少佐、後に大佐となるシャア・アズナブル役を演じた新祐樹が登壇した。MCは松澤ネキ。

エグザベ役の山下「オーディションはシュウジを受けていた」

エグザベ・オリベ役の山下誠一郎(左)とコモリ・ハーコート役の藤田茜(右)
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アンバサダーの土屋をMCとして、最初のトークテーマとなったのは「GQuuuuuuX -Beginning-」の感想。山下と藤田は試写会で初めて鑑賞したことを明かし、藤田は「映像を観て圧倒されました。長く愛されているガンダムという大きな作品の力を感じました」と率直な感想を述べると、山下も「僕もずっと多くの人に愛されてきた作品だと改めて実感しました。別のお仕事の関係者やガンダム好きな友人からも“見たよ!”と次々と連絡が来るくらいに反響がすごかったです」とコメント。

また藤田も反響について「普段は人とあまり連絡を取らないのですが(笑)、それなのに『出てたね』というスタッフさんがわざわざ連絡をくださったことも。ファンの方からもお声をたくさんいただきました」と、予想以上の 反響に驚いた様子だった。

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ふたりが演じたエグザベとコモリは、鶴巻和哉監督とシリーズ構成・脚本の榎戸洋司氏もお気に入りのキャラ。これについて山下は、「いろいろなところで鶴巻監督と榎戸さんが話してくださっていて。ファンの間でも“ほくろコンビ”と言われていたり、シャリアと合わせて3人のファンアートをすごく見るんです」と反響の大きさを実感した様子。

藤田はその人気の理由について、「コモリは上官に対して愚痴ったりする。だから関係性を想像がしやすいかも」と、上官への態度もそのひとつと分析する。山下は重ねて、「限られた情報の中でキャラクターの魅力を見つけてもらっているのは嬉しい」と、情報が少ない中でさまざまな解釈が広がっていることを喜んでいた。

話題はエグザベ、コモリの印象と演技について移り、山下は、「オーディションではシュウジを受けていたので、エグザベになって青天の霹靂でした。ただ、選ばれてからは親近感を覚えるキャラクターだったので、演じにくいことはなかったです。物語は先がわからない展開だったので、ライブ感をもってやりました」と回想。

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藤田は、「私もオーディションを経てコモリをやらせていただくことになりました。最初は軍人であることを意識して、固い喋りじゃないですけど、貫いているものはあると考えていました。でも、“もっと可愛くても良いよ”と言われ、打ち崩されました(笑)。その後、音響監督から“今のわたしたち、みたいな気持ちで良い”とディレクションをいただき、彼女の中のひとつの属性として捉えることができてから、現在の彼女になったと思います」と、コモリの演技についてのポイントを語った。

土屋は、シャリアとシャアの関係性について新と川田に質問。新は印象的なシーンについて、「ワインを酌み交わすシーンはすごく好き」と発言すると、会場からは共感のリアクションが。

シャアの「私はまた友人が増えたようだ」という言い回しには、「大人!」と思ったと同時に、あのシーンがあることで「シャリアが慕ってくれているところがわかる」とその重要性を語った。

シャリア・ブル役の川田紳司
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また舞台挨拶の前日に4DX版を鑑賞したばかりという川田は、「ふたりでマヴ戦術をやっているシーンがやっぱり良いんですよ。ふたりの戦闘シーンはそのカッコよさに毎回しびれちゃって、何回でも見たいです」と力説した。

3月23日にフィナーレ舞台挨拶。アンキー役・伊瀬、マチュ役・黒沢が初登壇へ

シュウジ・イトウ役の土屋神葉
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続いて、この舞台挨拶だけのクイズコーナーがスタート。「GQuuuuuuX -Beginning-」に登場するシャアの4つのセリフから、人気の高いものを順番に並べ替えるというもので、土屋、新のシュウジ、シャアチームと、川田、山下、藤田のソドンクルーチームに分かれての対決形式となった。

セレクトされたシャアのセリフは「A:ガンダム、出る」、「B:では見せてもらおうか。このモビルスーツの性能とやらを。」、「C:モビルスーツの迎撃には私が出る。」、「D:君なら出来る。私のカンだ。」の4つ。

r>(C)創通・サンライズ

土屋からは「この順番だ、とガンダムが言っている」と自信たっぷりなコメントが飛び出したものの、正解は「B→D→A→C」の順番で、シュウジ・シャアチーム、ソドンクルーチーム共に不正解。土屋は思わず「ガンダムと言っていることが違う……」と困惑の表情を見せる。

シャア・アズナブル役の新祐樹
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すると、MCの松澤からの誘導で、新が1位となったシャアのセリフ「では見せてもらおうか。このモビルスーツの性能とやらを。」をその場で披露。会場からは大きな歓声と拍手が上がった。

改めてシャアの演技について問われた新は、シャアを演じることについて「シャアらしさと僕の演技をどうすり合わせていくか」と、そのバランスを収録中は常に考えていたと振り返っていた。

ここで、MCの松澤から「GQuuuuuuX -Beginning-」の情報について、TVシリーズの放送情報や音楽情報、また、第7弾入場特典である「アニメーションメカニカルデザイン・メカニカル総作画監督・金 世俊さんによる描き下ろしイラストカード」が紹介された。

さらに土屋から、3月23日には「来場御礼フィナーレ舞台挨拶&全国同時生中継」が開催されることが発表。アンキー役の伊瀬茉莉也と、マチュ役の黒沢ともよが初登壇するイベントで、「ともよさん、待ってましたー!」と土屋も喜びの声を上げていた。

最後は、登壇者を代表して土屋が挨拶。「本当にこのメンバーで舞台挨拶ができるとは思っていなかった。大ヒット御礼という形で、みなさんとこうして並ぶことが
できて本当に幸せでした。ひとえにご来場いただいたみなさまの力によるものだと思います」と語った。

「最後に良いですか? 今はもう興行収入に合わせて“30 億倍分のエネルギーゲイン”があると言えます! これから放送まで、あと1カ月あります。SNSでの発信やファンアートのほか、劇場にも4DXなどにもさらに駆けつけていただいて、もっともっと一緒に GQuuuuuuXを盛り上げて、さらにエネルギーゲインを高めてもらえればと思います。どうぞこれからもよろしくお願いいたします!」