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JD、タブレットで4K TVを実現する12.1型4K液晶を開発

精細度は365ppi。フルHDスマホの精細度で大きさ4倍

 ジャパンディスプレイは、タブレット用の12.1型で4K/3,840×2,160ドットを実現した液晶モジュールを開発した。10月23日から25日までパシフィコ横浜で開催される「FPD International 2013」に出展する。

 タブレット用としては、世界最高クラスという精細度365ppiで、12.1型パネルで4K2K(3,840×2,160ドット)を実現。これにより、4Kテレビをモバイル環境で実現できるようになる。フルHD(1,920×1,080ドット)スマートフォンと同等の精細度のまま約4倍の画面の大きさで、繊細で奥行き感がある映像を楽しめるとする。

 低温ポリシリコン技術により、大容量・高精細表示だけでなく、低消費電力、薄型、狭額縁の液晶モジュールを実現。額縁は上2mm、左右2mm、下6.8mm。コントラストは1,000:1、輝度は500cd/m2、色再現域はNTSC比70%。消費電力は3,600mW(白500cd/m2時)。

(臼田勤哉)