ニュース

Netflix「フールナイト」アニメ化決定、「THE ONE PIECE」新アートなどアニメ新情報

Netflixは、フランスで開催中の「アヌシー国際アニメーション映画祭2026」にて実施されたNetflixスタジオ・フォーカスのパネルで、今後配信を控える新作アニメーション作品の新情報・素材を一挙に公開した。

「フールナイト」のアニメ化決定と世界独占配信を発表したほか、「二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-」「THE RIBBON HERO リボンヒーロー」「THE ONE PIECE」などの新場面写真も公開された。

Netflixは現在、190以上の国と地域で、最大34言語での吹き替えや字幕に対応し、アニメを世界中のメンバーへ届けている。2025年上半期時点で、Netflixメンバーの半数以上、1億5,000万以上の世帯、推定3億人以上がアニメを日常的に楽しんでおり、年間アニメ視聴回数は15億回を超えたという。

世界的に“アニメ”への熱量が高まるなか、日本のクリエイターやスタジオが手がける新作の一端が、世界中のファンに向けて披露された。

フールナイト

Netflix シリーズ「フールナイト」2026 年世界独占配信(C)安田佳澄/小学館/「フールナイト」製作委員会

Netflixシリーズ「フールナイト」は、2026年に世界独占配信される。原作は「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載中の安田佳澄による人気コミック。今回、アニメ化決定にあわせてティーザーPVとティーザービジュアルが解禁された。

「フールナイト」ティーザー予告編 - Netflix

同作は、日本で「このマンガがすごい!2023」にランクインしたほか、フランスの「Japan Expo Award(DARUMA賞)2023」で最優秀サスペンス賞を受賞するなど、国内外で評価を集めている話題作。

舞台は、分厚い雲が空を覆い、冬と夜ばかりになった遥か未来の地球。植物の大半が枯れ果て、酸欠状態に陥った人類は、人間の肉体を植物へと変える技術“転花”によって得られるわずかな酸素に依存する社会を築いていた。

Netflix シリーズ「フールナイト」2026 年世界独占配信(C)安田佳澄/小学館/「フールナイト」製作委員会

解禁されたPVでは、重厚な劇伴とハイクオリティな映像により、過酷な環境で生きる登場人物たちの感情が繊細に描かれる。主人公・神谷トーシローの切実な独白や、施術台に横たわる「霊花」を見つめる蓬莱ヨミコ、転花が進行し自らの意思で話すことも動くこともできなくなった霊花など、ディストピアの世界観をいち早く体感できる内容となっている。

ビジュアルには、トーシローと“転花”途中の人の姿が描かれ、“人として生きるか、苦しみを捨てて植物になるか”という美しくも無慈悲な世界が表現されている。

Netflix シリーズ「フールナイト」2026 年世界独占配信(C)安田佳澄/小学館/「フールナイト」製作委員会

制作は、サンライズとシャフトが初タッグを組む。監督は湯川敦之、シリーズ構成は田中仁、音響監督は鶴岡陽太、音楽は加藤達也が担当。神谷トーシロー役は内山昂輝、蓬莱ヨミコ役は寿美菜子が務める。

原作の安田佳澄は、アニメ化について「アニメを通じてより遠くの人にも見つけて頂ければこれ幸いでございます」とコメントを寄せている。未来が現代を映すディストピア×ヒューマンドラマの唯一無二の世界で、どのような物語が紡がれるのか注目される。

二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-

アニメシリーズ「二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-」7月5日(日)より世界独占配信(C)結城弘・京都アニメーション/明滋電氣商工会

アニメシリーズ「二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-」は、7月5日より世界独占配信される。京都アニメーションの最新作で、同映画祭の公式コンペティションTV Films部門にもノミネートされている本作からは、新場面写真が解禁された。

物語の舞台は、現在の歴史とは異なる進化を遂げた20世紀初頭の京都。蒸気機関だけが発達した世界で“電氣の時代”を夢見る主人公・坂本喜八は、兄とともに思い描く電氣の発明を“二十世紀電氣目録”に書き込んでいた。

アニメシリーズ「二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-」7月5日(日)より世界独占配信(C)結城弘・京都アニメーション/明滋電氣商工会

しかし戦争をきっかけに兄も電氣目録も失い、失意の中にいた喜八は、偶然出会った少女・百川稲子との出会いをきっかけに、失われたはずの“二十世紀電氣目録”と再び向き合うことになる。

解禁された場面写真では、絵画を思わせる背景表現と、キャラクターの動きや心情を生き生きと描く緻密なアニメーションが融合。登場人物の瞳が鮮やかな色彩で輝くシーンも見どころとなる。京都アニメーション作品で演出を担ってきた太田稔監督が、新たな映像表現に挑む。

THE RIBBON HERO リボンヒーロー

Netflix 映画『THE RIBBON HERO リボンヒーロー』8月8日(土)より世界独占配信(C)結城弘・京都アニメーション/明滋電氣商工会

Netflix映画「THE RIBBON HERO リボンヒーロー」は、8月8日より世界独占配信。手塚治虫の名作漫画「リボンの騎士」を原案に、アニメーター・五十嵐祐貴が初の長編監督作品として手がける。同映画祭の「アヌシー・プレゼンツ部門」で公式上映され、現地では監督登壇も実現した。

今回解禁された新場面写真には、主人公サファイアが大切な人々を守るため、リボンの騎士として強大な敵に立ち向かう姿が収められている。シルバーランドの王女サファイアは、未知の脅威“ネルガル”に故郷を奪われ、絶望の果てにゴールドランドへたどり着く。人々の優しさに触れ、希望を見出し始めるサファイアだったが、“ネルガル”が再び平和を脅かそうとしていた。

Netflix 映画『THE RIBBON HERO リボンヒーロー』8月8日(土)より世界独占配信(C)結城弘・京都アニメーション/明滋電氣商工会

声優陣には、サファイア役のサーヤ(ラランド)、友人パイン役の小林星蘭、ベルベット役の内山昂輝、ジルコ役の新谷真弓が名を連ねる。主題歌には、HYBEのNEB本部とINCS TOENTERによる日韓新ユニット「Girls Archives.」のプレデビュー曲「Reborn」が起用された。手塚治虫が描いた名作少女漫画が、現代にどのように生まれ変わるのか注目される。

THE ONE PIECE

Netflix シリーズ「THE ONE PIECE」2027年2月、Netflix にて全話一挙配信(全7話/総尺約300分)(C)尾田栄一郎/集英社・「THE ONE PIECE」製作委員会

Netflixシリーズ「THE ONE PIECE」は、2027年2月に世界独占配信される。全7話、総尺約300分を予定し、Netflixにて全話一挙配信される。尾田栄一郎による世界的人気コミック「ONE PIECE」を、“東の海イ(ーストブルー)編”から新たに作り出すアニメシリーズで、制作はWIT STUDIOが担当する。

今回、新たな冒険の始まりを告げる第1話のエピソードアートが解禁された。エピソード名は、原作第1巻・第1話と同じ「ROMANCE DAWN ー冒険の夜明けー」。モンキー・D・ルフィの冒険の幕開けにふさわしい、力強いビジュアルとなっている。

会場では、監督を務める肥塚正史のコメント映像に続き、第1話本編の冒頭1分も上映され、新たな映像表現で描かれる「ONE PIECE」に大きな期待が寄せられた。なお、日本時間6月24日に開催される「Next on Netflix Animation」パネルでは、本作のティーザー予告映像が世界初公開予定となっている。

Netflix シリーズ「Bass X Machina: バス X マキナ」近日世界独占配信

そのほか、Netflixシリーズ「Bass X Machina: バス X マキナ」は近日世界独占配信。『スパイダーマン:スパイダーバース』などで声優としても活躍する俳優ブライアン・タイリー・ヘンリーが主演・製作総指揮を務める本作からは、場面写真が解禁された。

実在した伝説の保安官バス・リーブスの生涯にインスピレーションを受けて作られた本作では、無法地帯と化した荒野で、家族を守るため「裁判官」「陪審員」「死刑執行人」の3役を一人で背負うことになった父親の過酷でバイオレンスな戦いと葛藤が描かれる。

Netflix シリーズ「BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ」シーズン 1:独占配信中、シーズン 2:近日世界独占配信

また、Netflixシリーズ「BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ」はシーズン1が独占配信中で、シーズン2は近日世界独占配信予定。『LOGAN/ローガン』『ブレードランナー 2049』の脚本家マイケル・グリーンらが江戸時代を舞台に、異国の血を引く剣の達人が仮の姿で世を忍びながら復讐を企てる姿を描く。

今回、鋭い碧眼の奥に復讐への執念をにじませる主人公ミズの姿を捉えた場面写真が解禁され、シーズン1で圧倒的な映像美と剣豪アクションを見せた本作の続報に期待が高まる。