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「AnimeJapan 2014」、2日間の来場者数は目標超えの約11万人。「2015年は未定」

「AnimeJapan 2014」入り口

 3月22日と23日の2日間、東京ビッグサイトで開催された大規模アニメイベント「AnimeJapan 2014」の来場者数が、2日間合計で11万1,252人となり、目標としていた10万人を上回った。

 AnimeJapan実行委員会が24日に発表したもの。内訳は3月22日の土曜日が5万9,630人(内プレス344社/615名)、3月23日の日曜日が5万1,622人(内プレス220社/403名)。

物販コーナーなどへの長い列もできた
会場内の様子
様々なステージイベントも開催された
「THE NEXTGENERATION パトレイバー」のコーナーには、実物大イングラムも登場した

 これを受けて実行委員会は、「ビジネスもエンタテインメントも、アニメのすべてが、ここにある。その想いを形にした本イベントが、ご来場・ご出展頂いた皆様にとって、未来に繋がる2日間となっていれば幸い」とのコメントを発表。2015年の開催は現時点で未定となっているが、「良悪を含む様々な総括を行い、その上で、より良い形での『AnimeJapan 2015』開催、あるいは全く別の何か、皆様と作品に対して我々に出来る最良の選択をお届けする」としている。

 「AnimeJapan 2014」は、これまで毎年3月に開催されていた、東京国際アニメフェア(TAF)と、アニメ コンテンツ エキスポ(ACE)が合流した形で、今年から新たに開催されたもの。2010年12月15日に東京都議会で可決された「東京都青少年健全育成条例改正」に反対する角川書店やアニプレックスなど8社が、東京都が参加しているアニメフェアへの出展を取りやめ。別イベントのアニメ コンテンツ エキスポをアニメフェアと同時期に開催してきたが、「AnimeJapan」に統合され、「国内外アニメファン、国内外ライセンシー・バイヤー等、すべてに向け意義ある世界最大級のイベントを目指す」と掲げて開催された。

(山崎健太郎)