パイオニア、DLNA/AirPlay対応スピーカーに上位モデル
3ウェイ5スピーカー「XW-SMA4-K」。防滴モデルに新色も
パイオニアは、DLNA 1.5/AirPlayに対応したワイヤレススピーカー「スマートモバイルオーディオ」シリーズの上位モデルとして、3ウェイ5スピーカーを搭載する「XW-SMA4-K」を12月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は39,800円前後。カラーはブラック。
また、8月から発売している、バッテリ内蔵/防滴対応モデルの「XW-SMA3」に新色のホワイト(W)を追加し、12月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は34,800円前後。
XW-SMA4-K | XW-SMA3-W |
無線LANでスマートフォンやパソコンなどと接続でき、DLNA 1.5とAirPlayに対応するワイヤレススピーカー。XW-SMA4-Kではバスレフ式の3ウェイ5スピーカー構成を採用し、26mm径のツィータ×2、77mm径のウーファ×2、100mm径のサブウーファ×1を搭載。再生周波数帯域は45Hz~20kHz。XW-SMA3-Wはバスレフ式の2ウェイ3スピーカーで、26mm径のツィータ×1と、77mm径のウーファ×2を搭載する。再生周波数帯域は50Hz~20kHz。なお、SMA4-Kはバッテリ非搭載で、防滴にも対応しない。
SMA4のサウンドチューニングは既発売モデルの「XW-SMA1」、「XW-SMA3」と同じく、同社スピーカー「EXシリーズ」の音質チューニングを行なっているAndrew Jones(アンドリュー・ジョーンズ)氏が担当。
SMA4の主な機能は既発売モデルと共通。AirPlayではiPhone/iPod touch/iPadや、パソコン/Mac内のiTunesライブラリ楽曲を、無線LAN経由で出力可能。DLNA 1.5では、ネットワークに接続したスマートフォンなどのAndroid端末や、パソコン、NAS(DLNAサーバー)内の音楽コンテンツを、無線LAN/Ethernet経由で再生できる。再生対応ファイルはMP3/WAV/WMA/AAC/FLACで、FLAC/WAVは24bit/96kHzまでサポートする。
無線LANはIEEE 802.11b/g対応で、Ethernetも装備。XW-SMA4-K自体がアクセスポイントとなる「Wireless Direct」機能に対応する。そのほか、ステレオミニの音声入力やiPhoneなどを充電再生できるUSB端子も備えている。
付属のリモコンで操作できるほか、本体にタッチセンサーボタンも備える。待機時消費電力は0.5Wで、消費電力は27W。外形寸法は360×169×210mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3.8kg。
(2012年 11月 14日)
[AV Watch編集部 庄司亮一]