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GEANEE、TV接続のスティック型Android 4.1端末

CPUなど強化、実売9,980円。4GB/microSD搭載「ADH-42」

テレビへの接続例

 JENESIS HOLDINGSは、GEANEEブランドの新製品として、テレビに接続するスティック型Android端末“HDMIスマートスティック”の「ADH-42」を2月19日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,980円前後。

 長さ約10.9cmのスティック型Android端末。HDMI端子を備え、テレビに直接挿してインターネットやメール、アプリなどが使える。電源はUSBバスパワーを使用。付属のワイヤレスマウスから操作できる。

 2012年12月に発売した「ADH-41」はAndroid 4.0だったが、新モデルのADH-42はAndroid 4.1になったほか、CPU/RAMも強化されている。無線LANはIEEE 802.11b/g/nに対応した(ADH-41はb/gのみ)。

ADH-42本体。HDMI端子部にはキャップが付いている

 4GBのフラッシュメモリのほか、microSDカードスロットも装備。内蔵メモリやmicroSD/SDHCカード(最大32GB)の動画/音楽/静止画の再生が行なえる。HDMI出力の解像度は最大1,920×1,080ドット。再生対応ファイルは、動画がAVI/WMV/MOV/MPEG-2/MPEG-4/MKV/FLV、静止画がJPEG/BMP/PNG/GIF、音楽がWMA/MP3/WAV。

 プリインストールアプリは、KINGSOFT Office for Android(体験版)、KINGSOFT Mobile Security(体験版)、KINGSOFT DATA Manager (体験版)、KDrive for Android、Tapnow Market、Simejiそれぞれ同製品用のオリジナルバージョンとなっている。なお、Android OS/アプリはサポート外としている。

 CPUはデュアルコアのARM Cortex-A9(1.5GHz)、RAMはDDR 1GB(従来モデルのADH-41はCPUがCortex-A5、RAM 512MB)。USBホスト端子と、PC接続/給電用のマイクロUSB端子も装備。消費電力は最大約2.5W。ACアダプタも付属する。外形寸法は約49×109×10mm(縦×横×厚さ)、重量は約40g。

(中林暁)