ソニー、AV強化したタッチ操作の新ノート「VAIO Fit」

タッチパネル搭載のVAIO Fit

　ソニーは、PCのVAIO夏モデルとして、全3シリーズ9機種を5月18日より順次発売する。価格はオープンプライス。タッチパネルを搭載したノートPC新シリーズ「VAIO Fit」の店頭予想価格は、BDドライブ搭載のプレミアムモデル「VAIO Fit」が15万～18万円前後、DVDドライブ搭載のスタンダードモデル「VAIO Fit E」が10万5千円前後。OSはWindows 8 64bit。

　ほかにも、タブレット形状でも使用可能な「VAIO Duoシリーズ」1機種、一体型デスクトップPC「Lシリーズ」4機種もラインナップ。全9機種中7機種でタッチパネルタイプの液晶を搭載する。また、VAIO FitとVAIO Duoでは、全機種でNFC(Near Field Communication)も搭載する。

　新シリーズのVAIO Fitは、AV機能が充実したホームノートPC。BDドライブ搭載のプレミアムモデルは、15.5型フルHD液晶ディスプレイの「VAIO Fit 15」と14型液晶ディスプレイの「VAIO Fit 14」を揃え、VAIO Fit 15はCPUの異なる2機種から選択できる。カラーは3色(シルバー・ブラック・ピンク)。DVDドライブ搭載のスタンダードモデルは15.5型WXGA液晶ディスプレイ搭載の「VAIO Fit 15E」のみで、カラーは2色(ホワイト・ブラック)が用意される。

　VAIO Fitシリーズの共通の機能として、ソニー独自のデジタル信号処理技術を組み合わせた「ClearAudio+(クリアオーディオプラス)モード」を搭載するほか、対応機器にかざすだけでBluetoothワイヤレス接続が可能となるNFCを搭載。NFCに対応するスピーカーやヘッドフォンに音楽をワイヤレス転送できるワンタッチリスニングや、NFC対応スマートフォンで見ていた画像をPCの画面で閲覧できるワンタッチシェアリングなどが可能。

　VAIO Fit 15/14にはBDXL対応のBDドライブが標準搭載されるほか、デジタル処理によってサラウンドスピーカーの音を仮想的に実現する「S-Force フロントサラウンド」や、HDDの中にNAND型フラッシュメモリーを埋め込んだ一体型ハイブリッドHDDを搭載。天板にはヘアライン加工されたアルミを使用、開いた天板が接地することでタッチ時も安定した操作が可能という。

　VAIO Fit 15Eには15.5型WXGA液晶ディスプレイを搭載。ClearAudioモードに加え、BOXスピーカーとサブウーファが搭載され、迫力のある音声を視聴できるという。なお、スタンダードモデルではタッチ操作機能は省かれている。

VAIO Fit 15(シルバー)

(ブラック)

(ピンク)

VAIO Fit 15E(ブラック)

(ホワイト)