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シャープ、ノートPC向けの15.6型4K液晶をサンプル出荷

ノートPC用で初の4Kパネル。2014年2月に生産開始

 シャープは、ノートPC向けとして初めて4K2K(3,840×2,160)解像度を実現した、15.6型IGZO液晶パネルのサンプル出荷を開始した。2014年2月から亀山第2工場にて生産を開始予定。

 同液晶パネルは、薄膜トランジスタの小型化が図れ、光の透過率を向上させるIGZO技術を採用することで、ノートPC向けとして初めて4K2K解像度を実現。光の透過率向上による低消費電力化や、静止画の表示時に液晶駆動電力を抑えるIGZOの特性との相乗効果で高い省エネ性を発揮し、ノートPCのバッテリ駆動長時間化が見込めるという。また、ペン入力ができるタッチパネル対応も可能。

 今後も、IGZO液晶パネルの高精細表示や省エネなどの特性を生かし、スマートフォンやタブレット、ノートPC、4Kディスプレイなど、アプリケーションの拡大を図っていくとしている。

(臼田勤哉)